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上司とのカラオケの最中にゆとり世代が考えていること

@DIME 9月20日(火)7時30分配信

淡い思い出は流行歌とともに、その時代に置いて来るものであります。そんなセンチメンタルをくすぐるのは、このご時世、カラオケでございますね。あの日あの時を聴くのではなく、自ら歌っちゃうぞ、という場であります。そして、お近づきの手段として多く利用される場でもありますね。カラオケ、皆様お好きですか。

ゆとり/さとりのハイブリットでありながら昭和歌謡が好きな筆者ですから、その時代の歌について独白しようかと企んでおりましたが、それじゃつまらん、ということで。今回は接待や二次会など、何かと上世代に連れ回される部下・新人目線から、カラオケについて綴って参ります。

【上司とのカラオケは戦いでもある?!】

イマドキ若者は、嫌ならば絶対参加しない、というのが大前提でございます。それを踏まえまして、彼等(男女)の戦いをみて行きましょう。

カラオケのルールは身にしみているイマドキ世代でありますが、それとは別に、上司が混じるのならば“自分が楽しむ”という事は横に置いておこう、という心構えから始まります。そして、自分が“歌わせられる”という事を覚悟しておりますから、広い世代に通用する曲を準備しておくのですね、無難な懐メロや簡単な演歌辺りを。

場末のスナックなんかでマイクを渡されてしまった日には、そんな雰囲気の曲に限るわけですから、酒に絡む歌謡曲なんかを用意していたりする優秀さんも居たりいたします。会いた過ぎて震える恋愛歌や、激しい振り付けがあって何ぼの曲は、場違い感が否めませんから、まさか選曲いたしません。

そうと思えば、初っ端からボカロやハードなものを歌い、上世代を置き去りにする強者もいるようで。それはそれで新世代らしい気も致しますが、稀でしょう。多分。

さて、取り敢えずは目上に寄せていくイマドキ世代でありますが、必要と感じるならば事前に自主練もしていたり致します。やはりプライドはありますから、皆の前で悪声を披露する程、空気読めないヤツじゃないぞと、そういう事ですね。ゆとり世代は、空気の流れに敏感なところがございますから、自ら乱すことはしたくないわけです。

ちなみに、彼等は空気を乱されるのも嫌いまして。知らない昭和歌謡を入れる上司や、マイナー過ぎる曲を選ぶ新人などによって、何となくまとまっていた空気を乱されますと、素早い目配せと嘲りの混じる含み笑いが同期間で交わされるのですね。本家を知らない場合、その曲は“上司/新人の自主制作の歌”でございますから、反応に困る、合いの手のタイミングがわからん等々、割とシンドイ3・4分であります。

そんなこんなで、あまり酔いの回っていない若手達は、場を盛り上げたり、目上を持ち上げたり、大学や社会人生活で培ったパーティー能力を発揮するわけでありますね。大忙しでございます。

お開きになる頃には、戦闘終了、神経を擦り減らしておりますから、疲れております。横に置いておいた“自分”が思いがけず楽しめる事もありまして、それはそれで上出来であります。

そんな気を遣う必要ない、と上司が言いましても、そうも行かないのが世の常でございます。案外、健気でしょう?

【まとめ】

「上司に好きなの歌って良いよ、と言われてうれしかった」と耳にした事がございます。最初から突っ走ってる部下や、新人には今更な言葉でありますが、必死さが垣間見えた時には、掛けてあげると助かる一言でありましょう。

目上も下に気をかけてあげると、円滑に会はすすんで行きますが、だからといって、年配の自分がイマドキの歌を無理に歌うのは避けましょう。若者に必死な姿を見抜かれてはなりません、イタいのレッテルを貼られます。危険でございます。

さて、新人/部下の奮闘を綴ってまいりましたが、いかがでしたでしょうか。上司を交えてのカラオケの必要性を感じない、と思っているイマドキが多いのも現実でございます。歩み寄りの場にカラオケってどうよ? 否、むしろ世代ギャップ広げるだけでしょ、といった具合ですね。

それでも混合でカラオケに来た場合は、下世代の盛り上げ役に、快く身を任せてあげて下さいませ。そして、彼等が“盛り上げ易い場”を作り上げるのも、上世代の大きな役割なのかもしれませんね。

文/松永舞香

@DIME編集部

最終更新:9月20日(火)7時30分

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