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【MLB】9月絶好調の青木宣親、米メディア”瀬戸際で劇的な復活”。マ軍GM「来季構想から外したことなど一度もない」

ベースボールチャンネル 9/20(火) 16:30配信

480打席到達で自動的に契約延長

 マリナーズ・青木宣親の周辺がにわかに騒がしくなってきた。
 ワイルドカードでのプレーオフ進出を目指すチームを1番打者として引っ張り、18日のアストロズ戦で2安打するなど、この時点で9月は月間打率が驚異の4割。すると地元紙がこぞって青木の活躍を称賛し始めた。

「シーズン終盤を迎え青木宣親がチームの攻撃陣を加速させている」(シアトル・タイムズ)
「チームの来季構想に再び戻るかのように、劇的な復活を遂げている」(ザ・ニューズ・トリビューン)

 老舗のタイムズは「シーズン瀬戸際を迎え、ようやくチームが彼を獲得した際に求めていた打棒を発揮している」と指摘。そしてスコット・サービス監督の「彼は本当によくバットが振れている。マイナーから復帰後、彼の打撃を注意深く見ているが、好調が持続している」とのコメントを紹介した。「ボールに対してスクエアに入っていけている」と技術的なお墨付きも与えられている。

 トリビューンは青木の去就にまで言及した。
 1年契約で加入した青木は、シーズン480打席到達で来季も年俸500万ドル(約5億円)で契約延長されるベスティングオプションを結んでいる。残り13試合となった18日時点で、青木は428打席とあと52打席足りない。1試合平均では4打席。1番打者としてこのまま打席に立ち続ければ、到達は不可能ではないかもしれない。

 同原稿では「480打席到達は難しいかもしれないが、マリナーズは来季残留を望むかもしれない。フロント首脳は来季構想から外れていないと語る」と伝えている。実際にジェリー・ディポトGMの談話を紹介。「彼の活躍は本当に素晴らしい。来季構想から外したことなど一度もない。マイナーで再調整させる時にも、少しでも試合でプレーして事態が良くなることを待とうと説明したんだ」と話している。

シーズン終盤に復調、打率も2割8分目前

 これには複数の米ルーマー(噂話)サイトも反応。最大手のMLBトレードルーマーは「マリナーズは青木の来季残留を望んでいる」の見出しでトリビューンの原稿を紹介した上で、「マリナーズの外野ではセス・スミスとフランクリン・グティエレスの2人も今季終了後にフリーエージェントとなる」と指摘した。さらに「若手のギレルモ・ヘレディアとベン・ギャメルの2人にも外野でのプレー機会を与えたが、期待に全く応えられていない」と外野の陣容が手薄になろうとしている現状も伝えている。

 前半戦は打率.245と不振にあえぎ、6月下旬には故障以外ではメジャー初となるマイナー降格を伝えられた。その時点で青木の来季残留を予想する声は皆無だった。ただ後半戦から復帰後はかつての打棒を取り戻し、18日時点で打率.277と復調。過去4シーズン一定して記録してきた打率2割8分台はもう目の前に迫っている。

 青木の年度別打率は以下の通りだ。
 2012年 .288
 2013年 .286
 2014年 .285
 2015年 .287

 来季は35歳として迎えるシーズンで、周囲の見る目は厳しくなってくる年代にさしかかる。2017年シーズン、果たして青木はどのユニホームに袖を通しているのか。プレーオフ進出の行方と同時に、残る10数試合の打席での結果がその答えを左右しそうだ。

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:9/20(火) 16:30

ベースボールチャンネル

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