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世界選手権で男女とも熱闘。「スモウ」はオリンピック種目になるのか

webスポルティーバ 9/20(火) 12:23配信

 大関・稀勢の里の「綱取り」に注目が集まる大相撲秋場所(9月場所)が現在、両国国技館で開催されている。ここ数年の相撲人気を物語るように、開催期間の前売りチケットは完売、という盛況ぶりだ。

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 そうした状況の中、アマチュア相撲の最高峰となる第21回世界相撲選手権が、今年はモンゴルのウランバートル市で行なわれた。

 世界選手権は文字どおり、各国の予選を勝ち抜いた“相撲の選手”たちが世界の頂点をかけて戦う大会だが、髷(まげ)を結った“プロの力士”は参加できない。とはいえ、今や出場選手の実力は“プロ”と比べても、決して大きな差はない。

 今回、日本代表メンバーとなった5名もそうだ。国内のアマチュア相撲ランキングに基づいた、大学生、社会人選手の精鋭で、単純に比較はできないものの、現役力士で言えば、幕下上位から十両下位に匹敵する実力があると言われている。昨年の世界選手権、無差別級の覇者・黒川宗一郎(アイシン軽金属)、その黒川の実弟で学生横綱(昨年度)である黒川宏次朗(拓殖大)、昨年のインカレ3位の三輪隼斗(日本体育大)ら団体メンバーをはじめ、メンバーの誰もが、個人、団体戦での金メダル獲得を期待されていた。

 しかし、「相撲=日本」という図式はもはや存在していない。

 外国人力士が大相撲界を席巻しているように、アマチュア相撲でも外国勢の台頭が目立っている。団体戦では、地元ファンの大声援に後押しされたモンゴル、体格で上回るロシアの後塵を拝して3位に終わった。個人戦でも、中量級の三輪が唯一優勝しただけで、他の階級ではロシア、モンゴルの選手たちが頂点に立った。

 世界選手権では女子による大会も同時に行なわれる。今年で12回目となる世界女子相撲選手権である。

 最近では、テレビCMにも出場している女子相撲界の“アイドル”野崎舞夏星(のざき・まなほ/立命館大)の活躍などもあって、徐々に存在が知られるようになった女子相撲。全日本選手権は1996年から開催されていて、無差別級では女子相撲界の“女王”築比地里絵(ついひじ・りえ)が11連覇(1996年~2006年)という快挙を達成している。

 国際大会も、1999年にドイツで初めて行なわれた。当時は世界新相撲選手権という名称で開催され、元小結・垣添の雷親方夫人の浅井(旧姓)栄美がその第1回大会に代表選手として出場している。

 そもそも女子相撲が競技として行なわれるようになったのは、オリンピックの正式競技入りを見据えてのものだった。1990年代に入って、大阪府が2008年五輪の開催地に立候補を表明すると、プロジェクトが発足。「相撲」が新たな五輪種目候補となるには、世界選手権の参加国を増やすこと、さらに男女ともに競技者がいることが前提にあるため、競技大会も開催されるようになった。

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最終更新:9/20(火) 12:23

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