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9月に入っても油断できない子どもの目の「紫外線ケア」

@DIME 9/20(火) 11:30配信

 紫外線が皮膚、眼、免疫システムに及ぼす影響はWHO(世界保健機関)が認めており、皮膚ガンの多い欧米諸国では紫外線ケアが当たり前のように行なわれている。紫外線が健康に及ぼす影響の強さは、特に子供の時期に紫外線を浴びた量との関係がWHOによって指摘され、子供の時期の紫外線ケアが健康リスクを低減する上で有効であると言われている。しかしながら、人種的に紫外線による影響が欧米人よりも少ないとされる日本人においては、紫外線ケア、とりわけ子供の紫外線ケアが十分浸透しているとはいえない状況であると考えられる。

 サラウンド株式会社が、紫外線による影響が強いとされる子供(未就学児)を持つ20~49歳の母親1000人を対象に、子供の紫外線ケアに対する意識および紫外線ケアの実態を明らかにすることを目的とした、「子供の紫外線ケア」に関するアンケート調査を実施したところ、76%の母親が「子供の眼を紫外線から守る重要性」を認識しているにも関わらず、ほとんどの母親が紫外線から子供の眼を守る対策は未経験であることが明らかになった。

■「子供の紫外線ケア」に関する母親の意識~76%の母親が子供の眼を紫外線から守ることが重要であると回答~

 子どもの発育と健康に関する意識を尋ねる質問中の「子供の眼を紫外線から守ることが重要である」に対する態度を「まったくそう思う」から「まったくそう思わない」の5段階で回答してもらったところ、「まったくそう思う」と回答した人は22%、「ややそう思う」と回答した人は54%となり、76%の母親が「子供の眼を紫外線から守る重要性」を認識していることが明らかになった。

 一方で「子供の頃の睡眠不足が成長の遅れをもたらす」ことや、「赤ちゃんの脳の発達におけるスキンシップの重要性」については、「まったくそう思う」と回答した人が40%を超えており、「子供の眼を紫外線から守る重要性」に関する認識は浸透の途上にあると考えられる。

■「子供の紫外線ケア」の実態~現在実施している子供の紫外線ケアで最も多いものは「外出時の帽子着用」で57%の母親が実施。「UVカットサングラス等の装着」は86%の母親が未経験~

「子供の紫外線ケア」として現在実施している内容では、「外出時にできるだけ帽子をかぶらせる」が57%で最も高い結果となった。以下、「UVカットクリーム等を塗布する」(34%)、「ベビーカーに日よけを装着する」(28%)と続いた。

一方、「UVカットサングラス等を装着させる」および「抗酸化作用の高い栄養素を意識的に摂取させる」はいずれも現在の実施率が10%を下回った。以上の結果から、皮膚のケアは比較的なされているものの、眼のケアや栄養面からのサポートは皮膚のケアに比べて普及が遅れていると考えられる。

■「紫外線が眼の健康に及ぼす影響」に関する知識~WHO(世界保健機関)が提唱する「紫外線が眼の健康に及ぼす影響」について、内容まで詳しく知っている母親は5%未満。70%以上の母親は「今までまったく知らなかった」と回答~

 WHO(世界保健機関)が提唱する「紫外線が眼の健康に及ぼす影響」すなわち、

・白内障による失明者のうち、およそ20%は紫外線によると考えられる
・18歳未満までに大量の紫外線を浴びることが後年の眼のダメージ(とくに白内障)発症のリスクを高める

 について「内容まで詳しく知っていた」と回答した母親はそれぞれ3%、4%であり、「そういった話を聞いたことがある程度」まで含めても、いずれも30%以下であった。子供の紫外線ケアの実態で明らかになった、肌のケアに比べて眼のケア(UVカットサングラス等の装着)の実施率が低い理由のひとつとして、「紫外線が眼の健康に及ぼす影響」に関する情報が母親に届いていない可能性が考えられる。

◎調査概要
調査地域:全国
調査対象:小学校入学前の子どもを持つ20~49歳の母親
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答者数:1000名
調査日時:2015年3月11日~3月13日
調査会社:アダプティブ株式会社

文/編集部

@DIME編集部

最終更新:9/20(火) 11:30

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