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本田に訪れる受難の時。変えにくいミランイレブン…短い出場時間でも“積み重ね”を

フットボールチャンネル 9/20(火) 14:00配信

ミランは現地時間20日、セリエA第5節でラツィオとホームで対戦する。前節サンプドリア戦から中3日の過密日程だが、本田圭佑はこの試合でもベンチスタートとなりそうだ。本田とポジションを争うスソは前節に決勝点をアシストするなど、現時点でも変えにくい選手のひとりである。本田がラツィオ戦に出場することがあれば、たとえ短い出場時間でも今後に向けた“積み重ね”が重要となってくる。(取材・文:神尾光臣【ミラノ】)

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中3日過密日程も…本田は再びベンチか

 中3日、場合によっては中2日で行われるミッドウイークの試合ではリーグ戦といえどターンオーバー制が敷かれ、選手の入れ替えが実施されることになる。しかし20日のラツィオ戦を前に、ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は入れ替えを最小限にとどめることを宣言した。

「長いこと同じ選手が出続けている中盤では、メンバーを入れ替える必要がある。ただ、出続けているメンバー全てを変えることにはならないだろう」

 その結果、外れそうなのはジャコモ・ボナベントゥーラ。前節ではカルロス・バッカが先発から外されたことが大きな話題となり、それを引き合いにしてリッカルド・モントリーボが外されるのではないかと盛んに噂されていたが、直前練習でのスタメンには彼も入っていたのだという。

 いずれにせよ、前線ではスソの先発が濃厚。そして、本田圭佑はまたもベンチスタートということになりそうだ。前節のサンプドリア戦では、スソは苦しい展開の中で決勝ゴールをアシスト。現在のチームでは、イレブンから外しにくい選手の一人になっている。

 ただ、そうはいってもやはり過密日程である。試合展開によってはスソを引っ込めて温存させ、比較的早い時間に本田を投入することも起こり得るだろう。肝心なのは、そうして出された時に何ができるかだ。

短い出場時間でも積み重ねが重要に

 会見の中でモンテッラ監督は「チームにとってポジション争いは良いこと」と語り、前節守備固めで終盤に投入されたDFグスタボ・ゴメスを引き合いに出して「試合で結果を出すためには、練習の段階から競争力が保たれていることが大事。また交代出場した場合、交代は3分でも重要なものだ」と控え選手へのモチベーションを喚起することも忘れなかった。

 昨季のラツィオ戦(アウェイ)の時もそうだった。当時右ウイングあるいは4-4-2の右サイドハーフとして、序列ではアレッシオ・チェルチの下の2番手を務めていた本田だったが、終盤での短い時間で投入されたのち懸命に体を張っていた。

 試合の趨勢はほぼ決まっていたため、傍目には意味のない交代とも見えがちだったが、こうした短い試合出場の積み重ねが1ヶ月半後のフロジノーネ戦の先発抜てき、並びにアシスト等の活躍へと繋がっていくのである。

 もちろん、当時はそんなことなど知る由もなかった。今回も、小さなきっかけからチャンスを引き寄せることができるか。

(取材・文:神尾光臣【ミラノ】)

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最終更新:9/20(火) 14:00

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