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ワインと体の「アンチエイジング」な関係

プレジデント 9月20日(火)6時15分配信

 白、赤、ロゼ、スパークリング……。国やブドウの産地によってもさまざまあるワイン。その栄養価について、考えたことがありますか?  実は女性にうれしい効果が詰まっているんです!  会食、女子会、晩酌のときに、ちょっと意識して飲んでみてください。

■ワインが体に効くって本当ですか? 

 ▼赤ワインのポリフェノールは、美肌に効果あり

 赤ワインは、黒ブドウの果汁とともに、皮、種も一緒に発酵させる。その皮と種に多く含まれているのが、赤ワインに豊富な成分として知られる“ポリフェノール”だ。どんな効果があるのだろう。

 「抗酸化作用を持っているため、シミやしわの予防になります。血流を増加する作用もあり、くすみにつながる老廃物を流す働きもあります」

 と説明するのは医師でワインスクール講師の青木晃さん。近年は、ポリフェノールの一種、“レスベラトロール”の効果も注目されている。「女性ホルモンのバランスを整える作用があることが明らかになりつつある」というから、私たちの味方! 

 ところで、ブドウジュースはどうなのだろう。原料が同じだから、有効成分が同様にあるのでは? 

 「ジュースにもブドウ自体にもポリフェノールは含まれていますが、含有量は赤ワインがずば抜けています。醸造する過程でアルコールが抽出剤となって、有効成分が引き出されるためです」

 ▼白ワインの有機酸が腸内環境をリセット

 白ワインは、基本的に、ブドウの皮と種を入れず、果汁のみを発酵させるので、ポリフェノール含有量は少ない。代わりに、腸内の環境を整える有機酸が、全般的に飲み口がまろやかな赤ワインよりも多く含まれている。

 「現代人は、加工食品の取りすぎやストレスで、腸内環境を支配している自律神経が乱れがち。そうなると腸のなかで悪玉菌が増え、便秘の原因になります。そこで効果を発揮するのが有機酸。アルコールとの相乗効果ですぐれた殺菌能力を発揮して、悪玉菌をやっつけてくれるんです」

 白ワインが便秘解消に役立つなんてうれしい限り。将来的には、大腸がんの予防も期待できるという。ほかに、むくみ予防に効果的なカリウムが多いのも魅力。

 「飲んだ次の日はむくんで嫌、という人にぴったりのお酒ですね」

 ▼ピンク色のロゼはどうなんですか? 
ロゼワインには、赤ワインに似た造り方の「セニエ法」、白ワインと同じように造る「直接圧搾法」がある。セニエ法のロゼは、ポリフェノールが白ワインよりは多め。直接圧搾法のロゼは、声高に語れるほど有機酸は多くない。美しい色には癒やされるが、効果は曖昧!? 

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最終更新:9月20日(火)6時15分

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