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ONE OK ROCK渚園ライヴレポート:11万人が熱狂した2日間、人々を魅了する理由とは

ローリングストーン日本版 9/20(火) 18:00配信

残暑厳しい9月上旬、2日間にわたり静岡県浜松市の渚園特設会場にて開催された「ONE OK ROCK 2016 SPECIAL LIVE IN NAGISAEN」。その初日9月10日に編集部は潜入し、熱狂の様子を肌で感じてきた。新旧織り交ぜたラインナップの楽曲が5万5千人を大きく揺らした歴史的瞬間のレポートと共に、その人気の理由を考察する。

【写真あり】ONE OK ROCK渚園ライヴレポート:11万人が熱狂した2日間、人々を魅了する理由とは

デビューから9年。今や日本国内では音楽ファンでなくとも、多くの人が "ONE OK ROCK"という名前を耳にしたことがあるだろう。そのくらい、ONE OK ROCKは広く認知された存在だ。しかし、彼らは現状に満足しない。現在は海外に目を向け、今年に入って北米ツアーやヨーロッパツアーを敢行するなど、世界に対して本気で挑みはじめているのが分かる。

そんな中、久々となる日本でのワンマンライヴが決定し、待ちに待ったファンは歓喜した。国内でのワンマンライヴは昨年の "35xxxv"JAPAN TOUR以来、約1年ぶりだ。しかも、彼らが開催地に選んだのは20,000m2もの広大な土地を有する施設、渚園。チケットを取ることがかなり難しいとされるONE OK ROCKのライヴだが、この場所なら見たい人は全員見られるほどの膨大な席数が確保できる。彼らから日本のファンへのサプライズプレゼントといったところか。

結果から言うと、9月10・11日の2日間で計11万人を動員。東京都千代田区の総人口の2倍の数といえば、その規模の大きさが伝わるだろうか。彼らほどの若さで、さらにラウドロックというジャンルでは前代未聞の偉業である。会場の近隣にはオフィシャルTシャツを着たファンが溢れかえり、日常とはかけ離れた"ONE OK ROCK現象"が各所の飲食店や施設で起きていたそうだ。

渚園への道のりも、見渡す限りONE OK ROCKのファンだらけ。その人波に押されるように渚園のエントランスを抜けると、会場内にはコインロッカーエリア、フードエリア、簡易トイレが点在し、いずれも長蛇の列ができている。さらに、その奥には巨大なステージセットがそびえ立ち、セットの前に設けられたブロックには5万人以上がひしめき合っていた。気温は裕に30℃を超え、客席の体感温度はそれ以上。そんな過酷な状況の中、文句を言う者は誰一人おらず、ただひたすらバンドの登場を待ちこがれ熱のこもった視線をステージに送り続けていたのが印象的だった。

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最終更新:9/20(火) 18:00

ローリングストーン日本版

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