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英語は論理的に話すことでずっと伝わる

ダイヤモンド・オンライン 9月20日(火)11時0分配信

 国際社会で活躍するための英語、と聞くと、“ネイティブ並みに流暢で、ハイレベル”といったイメージを持っている人が多いのではないだろうか。「グローバルエリートが使う英語も、実は高校までの英語とさほど変わりません。ただ、ちょっとしたコツは必要です」。そう話す新条正恵さんは、外資系銀行でヴァイス・プレジデントとして世界の金融エグゼクティブと働いた経験を持つ。連載第6回は、『ロジカルイングリッシュ』から、実践で使えるビジネス英語の学び方を紹介する。

● ビジネス英語も30日で使いこなせる

 ビジネス英語は難しいから、習得するには何年もかかる。そう考えている方はとても多いのではないでしょうか? しかし実際には、中学、高校と6年以上英語を学習し、大学時代や社会人になってからも続けているビジネスパーソンの多くは、わずか30日でビジネスに使える英語も習得できます。その理由は、仕事で使う英語もほとんどは「高校英語+α」で十分だからです。

 前回までの連載ではこの「+α」に着目し、日本人がビジネス英語を習得するためのコツを5つに絞ってご紹介しました。第二弾となる今回からの連載では、30日後に仕事の英語を使いこなせるようになるために、さらに4つのコツをご紹介します。

 1. 論理的に伝えること
2. 単語力より伝える力を高めること
3. 一流を観察し真似すること
4. 学び方を学ぶこと

 これらの4つを習得することで、あなたも1ヵ月後には英語でビジネスができるようになっています。

● 多国籍な環境ではディテールが大切

 「A社の資料、作ってもらえるかな。できたら机に置いといて」

 このような指示を、上司や同僚から受けたことはありませんか? 前にどのような会話がされていたのかを思い出せなければ、どのような資料を、どんな目的で、いつまでに作成すれば良いのかわかりません。また、どのくらいのボリューム感が必要なのかも明確ではありませんね。

 私は8月、リオ五輪で通訳ボランティアとして世界13ヵ国以上の人たちと働いていましたが、マネージャーからの指示が不明確だと現場は大混乱してしまいます。「今の仕事が終わったらユースアレナに行って、サポートをしてもらえる? 」よりは、「15時半までにはユースアレナに行って、日本女子バスケチームの試合後テレビインタビューを通訳サポートしてもらえる? 」と指示された方が目的や仕事内容がより明確になり、出場選手の名前を事前にチェックするなど必要な準備もできるからです。

 英語で話すとき、特に必要なのが5W1Hを明確にして話すことです。ビジネスで多国籍な人に仕事の依頼をする場合「いつ、誰が、何を、どこで、なぜ、どのように」を伝えないと、仕事の遅延や品質の低下を招きかねません。前述の例であれば「A社を来週月曜日に訪問する際提出する営業資料を、6ページまでで作成してもらえますか? 今週木曜日までに作成して、印刷したものを私の机の上に置いておいてください」このように伝えることで、指示された人もずっと仕事がしやすくなります。

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最終更新:9月20日(火)11時0分

ダイヤモンド・オンライン

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