ここから本文です

高くてもこれなら買いたくなる楽天の電子書籍リーダー

日経トレンディネット 9月20日(火)12時12分配信

 僕は電子書籍リーダーに高いお金を払うつもりがない。というのも、例えば1500円の本を購入すると、言うまでもなくそのままで読める。ところが、電子書籍は何らかのデバイスがないと読めない。本が紙とほぼ同じ値段なのはいい。ならば、電子書籍リーダーは無料であるべきではないだろうか。それで経営が成り立たないなら、例えば本を買うたびに1割くらいキャッシュバックして、10冊買えば元が取れるといった仕組みがなければバランスが悪いと思う。

【関連画像】iPhone 6s Plusとサイズ比較。やはり大きいほうが読みやすい

 楽天の電子書籍サービス「kobo」では、2冊以上購入すると10%割引してくれるので、ある程度の数を買えば端末代の元が取れる。欲を言えば、万一サービスを終了する際には、購入したすべての書籍をPDFで提供することを確約してほしいところだ。

 余談はさておき、今回新たに登場したのが、電子書籍リーダーkoboシリーズの最上位モデル「kobo Aura One」だ。電子ペーパーを採用した端末で、画面サイズは7.8型となっている。タブレットを含め、競争相手の多いカテゴリーだけに製品の出来が気になるところだ。

手ごろなサイズで出来は上々

 本体サイズは8型のタブレットとほぼ同様だ。ちょうど手元にあったエイスースの「ZenPad S8.0」と比べてみたが、大きさは似たようなものだ。また、おなじみの「iPad mini」とも近い。サイズと税別価格は以下のようになっている。

・kobo Aura One:195.1×138.5×6.9mm 230g 2万2800円

・ZenPad S8.0:203.2×134.5×6.6 mm 298g 3万9800円

・iPad mini 2:200×134.7×7.5mm 331g 2万9800円

 一般的なタブレットと比べた際の、kobo Aura Oneの最大の優位点は軽さだろう。手に持って読むことが多い電子書籍は、軽いほうが好ましい。画面サイズはB6判の単行本と同じくらいと思えばいい。

 ただ電子書籍は、僕に言わせると紙の本に大きく劣っている。そもそもビジネス書などは、紙の書籍で見開きの状態で読むように設計されていて、右ページの文章を読みながら左ページの図を見る構成になっていることも多い。そんなケースでは、1ページずつ読み進める電子書籍は不便なのだ。

 もちろん、電子書籍には何冊分の書籍でも持ち歩けるとか、部屋で場所を取らないといったメリットもあるわけだが……。

1/2ページ

最終更新:9月20日(火)12時12分

日経トレンディネット

日経トレンディネットの前後の記事

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

地球外生命を宿しているかもしれない1つの惑星と3つの衛星
地球外にも生命はいるのでしょうか?NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星科学部門の部門長であるジェームズ・グリーンと一緒に、地球外生命を宿していそうな場所を太陽系内の中で探してみましょう。 [new]