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新幹線と駅ビル 日本の「お家芸」を輸出せよ!〈AERA〉

dot. 9月22日(木)7時0分配信

 この国に眠る鉄道技術というDNA。それが巨大開発と出合った時、日本独自の都市が立ち上がる。単なるインフラではない。鉄道という可能性をアップデートせよ。

 JR東海道線・品川駅。1872年に開業した日本最古の駅のひとつで、「汽笛一声新橋を~」でおなじみの「鉄道唱歌」が発車メロディーとして流れる。東京にオリンピックが来る2020年、その最古の駅から約900メートルの地、品川─田町間に新たな駅が誕生する。

 仮称「品川新駅」。JR山手線と京浜東北線が通り、山手線では1971年の西日暮里駅以来49年ぶりの新駅となる。駅舎デザインは新国立競技場も手掛ける隈研吾(くまけんご)氏が設計。ホーム階から天井部まで高さ約30メートル、約1千平方メートルの吹き抜けが広がり、素材に木を活用して和のテイストを感じさせる駅舎を築く。

 近くに都営浅草線の泉岳寺駅があり、特に需要が高いわけでもないこの土地に駅をつくる理由は、再開発だ。駅に隣接し、これまで品川車両基地として使われていた土地13ヘクタールがJR東日本により再開発される。ブルートレインをはじめ数々の名車が並び鉄道ファンの聖地となっていた車両基地だが、15年に上野と東京を結ぶ「上野東京ライン」ができたことで車両基地機能の大半を上野以北に移せることになり、基地がスリム化し土地が空いたのだ。

●新駅と巨大開発

 東京では2000年代以降も六本木ヒルズ(11ヘクタール)や汐留シオサイト(31ヘクタール)といった巨大再開発が実現したが、これだけの広大な土地をJRが新駅設置と一体で開発するケースははじめてという。

「東京駅の再開発で建てた『グラントウキョウノースタワー(地上43階)』『サウスタワー(地上42階)』『サピアタワー(地上35階)』三つあわせても床面積は四十数万平方メートルだが、このプロジェクトで創出するのは100万平方メートル。規模が違います」(担当者)

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最終更新:9月22日(木)13時23分

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