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アンジェリーナ・ジョリーのロングインタビュー! 彼女が目指す世界とは。

VOGUE JAPAN 9/21(水) 23:00配信

女優、母、慈善活動家、映像作家のアンジェリーナ・ジョリー。夫ブラッド・ピットと離婚を申請して話題になっているが、映画『Mr.&Mrs.スミス』以来、久しぶりに夫婦役を演じる最新作『白い帽子の女』が9月24日に公開する。いくつもの「顔」を持つ彼女を駆り立てるものは何なのか? 戦場ジャーナリストのエリザベス・ルビンがUS『VOGUE』2015年11月号でその素顔に迫った。

アンジェリーナは自分が一生、女優を続けるとは考えていない

監督は集中していた。女優は不安定だった。脚本家は困惑しきっていた」とアンジェリーナ・ジョリー・ピットは言う。それからおもむろに笑いだす。彼女が語っているのは哀愁に満ちた悲しみと愛の旅を描いた自作の脚本『白い帽子の女』(9月24日公開)に夫とともに夫婦役で出演し、なおかつ自ら監督を務める状況である。

ブラッド・ピットと共演した『Mr.&Mrs.スミス』─二人が恋に落ちた映画だ─から年を経た本作は、前回の暗殺者同士の結婚生活を描いたコメディとはこれ以上ないほどかけ離れている。「これは100%私の奇想天外なアイデアに基づいて作られた初めての映画なの」。熱っぽく、ユーモアたっぷりにそう語る彼女の姿に、サンセットタワーホテルの寒々しい部屋も活気づく。外はぎらぎらと酷暑の太陽が照りつけ、ロサンゼルスのビーチはパラソルでいっぱいである。一方、ホテルの中では、アンジェリーナの黒の服─スキニーパンツと半袖のシルクブラウス─が、彼女の紙のように白い肌をよりいっそう白く際立たせる。化粧は一切していない。化粧など必要ない。彼女の美しさは年を重ねるほどに深く豊かになっているから。

何年もの間、彼女とブラッドは『白い帽子の女』を「いかれた脚本」と呼んでいたという。「私たちはそれを『最悪のアイデア』呼ばわりしてさえいたのよ」。彼女はまた声を上げて笑い、両手で顔を覆う。

「表現者として、自分たちを安全地帯から引きずり出してくれるようなものを望んでいたの」と彼女は説明する。「むき出しで未熟な役者たちでいられるようなものをね。それは無難な考えではないけれど、人生は短いんだから」。言うまでもなく、アンジェリーナが無難思考であったことは一度もない。そして、彼女の神格化された人生の今この時点で、唯一残っているリスクはこの神話を損ね、彼女自身を曝け出すことだけなのだろう。

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最終更新:9/21(水) 23:00

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