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イマドキの新築マンションが提供する新しい付加価値の中身

@DIME 9月21日(水)19時10分配信

今、新築マンションにちょっとした変化が表れている。個性的な付加価値サービスをつけることで差別化が図られているのだ。そんな付加価値を付けたマンションのうち、個性的な3つの新築マンションを取り上げたい。そして、そのうち、1つの新築マンションの担当者に、付加価値サービスをつけた意図や意識した点などを聞き、付加価値サービスのトレンドについて探ってみた。

■今は新築マンションが買いドキ?

「マンションを買うなら今!」消費税10%への増税が2017年4月に控えていた頃は、そんな駆け込み需要があった。しかし先日、増税は2年半後の2019年10月に再延期となったことで、マンションの需要は見込みより下回る可能性がある。よって、今後、新築マンションは価格の下落も期待できるといわれ、買い手にとって有利になるという見方がある。

また、地価が近年上昇し続けていることや、日銀のマイナス金利の影響による住宅ローンの金利の大幅低下なども、新築マンションが今、買いドキといわれている背景となっているようだ。

■“付加価値サービス”で差別化する新築マンション

ところが、いざ新築マンションを買おうと思ったとき、あまりにもその数や種類が多いことに気づく。どれもこれも目移りする優れたサービスが並ぶ。新築マンションは今、少しでも他マンションとの差別化を図るために、個性的な「付加価値」サービスに取り組んでいるのだ。

そこで、付加価値のついた注目の新築マンションを3つピックアップしてみた。

●「カフェ+コンシェルジュ」のマンション

マンションの1階にカフェが併設されているなど、カフェ付きマンションは特にめずらしくない時代になった。しかし、「レ・ジェイド世田谷砧」の1階にあるのは、都内8店舗をかまえる「グッドモーニングカフェ」の監修の下に作り上げられた本格カフェだ。「Cafe Apartment 183」と名付けられたこのカフェは、マンションの住人同士や周辺の住民とのコミュニケーションの場としての利用が想定されている。

そしてもう一つ、このカフェが他とは異なる特長がある。それは、カフェのスタッフがマンションの「コンシェルジュ」の役割も担う点だ。カフェにコンシェルジュサービスと、まるでホテルのような感覚で住まうことができる新しいマンションといえる。

●カーシェアやシェアサイクルが利用できるマンション

マイカーを持たない都会人にとって、車を所有せずとも車を気軽に利用できるカーシェアが家の近くにあると便利である。「リノア新松戸」は、そんなニーズに応え、マンションの駐車場に行けばすぐに利用できるカーシェアを提供する新築マンションだ。荷物の多い買い物時や休み中のドライブなどに気軽に利用できるのは嬉しいところ。同じように、自転車置き場に行けば、自転車も借りられる「シェアサイクル」もある。

●部屋のデザインを複数のデザイナーからセレクトできるマンション

デザイナーがデザインした部屋のほかにも、壁や戸など細部まで自分で選べる部屋に住むことができるマンションが増えている。中でも武蔵小山や文京東大前などの、都内近郊に多い「インプレスト」というマンションは、その両方の部屋が選べるマンションだ。

このうち、デザイナーが手掛ける部屋は、複数のデザイナーから選べるのが特徴になっている。

■マンションにホテルのようなサービスを付ける理由とは?

新築マンションの個性が光る中、「カフェ+コンシェルジュ」で付加価値をつけた「レ・ジェイド世田谷砧」を手掛けるデベロッパー、株式会社日本エスコンの小桜氏に、最近のマンション事情やホテルのような付加価値サービスを付けた理由を聞いてみた。

「一般的に、デベロッパーというと、商業施設の開発やマンションの分譲といった“ハード”の開発が仕事というイメージがありますが、それだけではないと考えています。昨今、ライフスタイルが多様化しており、ハードにとどまらない、より一歩踏み込んだ“ソフト”面での提案も必要とされています。

Cafe Apartment183はレ・ジェイド世田谷砧の住民のセカンドリビングとして、またコンシェルジュとして機能し、ハード・ソフトの両面からサービスを連携させることにより、暮らしそのものの開発を行っています。」

小桜氏によれば、カフェの併設以外にも、次のようなことに力を入れているという。

「最上階に住民が自由に使うことのできる屋上テラスを設けています。カフェでコーヒーをテイクアウトし、オープンエアーのテラスでくつろぐことができます。また、エントランスラウンジも単に広くて豪華なだけではなく、カフェへ直接出入りでき、住民専用のスペースとして利用できる「使える」エントランスにしています。」

今は、セレブなマンションに住まうことが、勝ち組なのかもしれない。例えば「うちのマンションの1階には、カフェがあるんだよ」と友人に話せば、それだけで話題になり、訪れてみたいと思わせることができる。こうして、人との交流を活発にすることも、今ドキの新築マンションが目指す方向性の一つなのかもしれない。

取材・文/石原亜香利

@DIME編集部

最終更新:9月21日(水)19時10分

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