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2時間の学習効果がLINE のやりすぎで消滅! 親が知るべき「脳が変形する危ない習慣」

ダ・ヴィンチニュース 9/21(水) 11:00配信

 2015年度の文部科学省の調べでは、小学生6年生の携帯電話・スマートフォンの所有率は、全国平均で、58.0%、中学3年生では、78.6%であった。スマホに限れば、中3生は、62.1%とすでに半数を超え、この数字は毎年増加している。

 確かに、スマホは便利で、大人にとっても子どもであっても、もはや欠かせない生活の必需品であることは間違いない。

 しかし、そんなスマホにも大きな難点があることを警告したのが、『2時間学習効果が消える!やってはいけない脳の習慣』(青春出版社)だ。著者は、東北大学加齢医学研究所助教の横田晋務(よこたすすむ)氏で、同研究所教授の川島隆太氏が監修を行っている。誤解を恐れず簡単に言えば、スマホとゲームは、脳を変形させ、頭を悪くする「効果」があるという。

家で2時間以上勉強しても、ほとんど勉強しない子と同じ成績になってしまう

 著者らは、仙台市教育委員会と共同で、仙台市の公立小学校・中学校に通う全児童と生徒、約7万人を対象に、アンケート調査を7年間にわたり実施し、スマートフォンやLINEが、学業成績に与える影響について調べている。

 その結果、スマホの使用時間と成績には関連性が認められ、スマホの使用時間が増えると、成績は下がってしまうことがわかったのだ。

 そんなことは、当たり前。スマホをいじっていれば、その分勉強がおろそかになるのは当然だという意見もあるかもしれない。もちろん、そういうこともあるだろう。しかし、どうやらそれだけではないのだ。

 というのも、2時間以上勉強しても、4時間以上スマホを使っていると、「勉強はほとんどしないがスマホも使わない」という子どもの成績と同じか、それ以下になってしまうからだ。せっかくやった学習内容が消えてしまうのだ。

 それがとくに顕著なのが、LINEだ。もちろん、LINEだけでなくほかの通信アプリでも同様だ。

ゲームとテレビで、脳が変形していた

 なぜ記憶した内容が忘れ去られてしまうのだろうか。それは、「前頭葉の活動低下が引き起こされているから」だと考えられるそうだ。

 とくに、ゲームをすると、脳内に興奮性の神経伝達物質ドーパミンが放出されて、依存性を引き起こす。そうなると、脳内の各組織の発達に遅れが生じ、脳の形が変形してしまう。これは、MRI画像ではっきりと確認されている。

どうすれば健全な脳の発達が得られるのか

 脳は体の一部だから、まずは、健全な身体づくりが大切だ。肥満は、脳の認知機能にも影響を与えてしまう。睡眠も十分にとる必要がある。他にも大事な点がたくさんあるので、子どもがいる家庭は、ぜひ、参考にしてほしい。

文=今眞人

最終更新:9/21(水) 11:00

ダ・ヴィンチニュース

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