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映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』:ライヴ・バンドとしての魅力が満載

ローリングストーン日本版 9/21(水) 17:30配信

公式のビートルズ映画としては1970年の『レット・イット・ビー』以来、46年ぶりの新作『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』。『ダ・ヴィンチ・コード』『インフェルノ』のロン・ハワードが監督を務めた本作は、ライヴ映像を中心にバンドの歴史を振り返っていく。

【動画あり】映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』:ライヴ・バンドとしての魅力が満載

66年にサンフランシスコのキャンドルスティック・パークで行われたコンサート以降、ビートルズはツアーをやめてスタジオワークに熱中。サウンドは成熟してバンドは大人になっていったが、本作で主に描かれるのはそれ以前。ビートルズの青春時代だ。だからこそ本作では、若々しい4人の息が合った演奏、そこから生まれる力強いハーモニーやグルーヴを、リマスターされた音と映像でたっぷりと楽しめる。

さらに、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターの最新インタヴューやレコーディング時の音声に加え、エルヴィス・コステロやウーピー・ゴールドバーグらによるビートルズ体験談も挟み込まれていく。当然のことながら50年前に行われた伝説の日本公演のエピソードも登場するが、そこでコメントしているのが、当時オフィシャルのカメラマンに選ばれた浅井慎平だ。

ボーナス・トラックはシェイ・スタジアムのライヴ映像

そして、本編が終わった後、ボーナス・トラック的に上映されるのが、65年8月15日にNYのシェイ・スタジアムで行われたライヴ映像で、これも見逃せない。耳を塞ぎたくなるような大観衆の声援に、たった4人で立ち向かっていくビートルズ。その興奮と緊張が渦巻くステージは圧巻だ。このライヴ映像は劇場限定だが、映画館の大きなスクリーンとラウドなサウンドだからこそライヴの臨場感が味わえる。

ロックの神話から抜け出して、ビートルズが生身(ライヴ)の魅力を見せつけた本作。ビートルマニアはもちろんのこと、ビートルズ初心者にこそ見て欲しいドキュメンタリーだ。

『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』
9月22日(木)より、角川シネマ有楽町ほか全国公開
http://thebeatles-eightdaysaweek.jp/

Yasuo Murao

最終更新:9/21(水) 17:30

ローリングストーン日本版

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