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「若者の○○離れ」批判は根本からズレている

東洋経済オンライン 9月21日(水)8時0分配信

 はじめまして。電通若者研究部(電通ワカモン)代表の吉田将英と申します。我々のチームは、大人の「全然理解できない!」と、若い人の「だからそうじゃないって……」の間に横たわるズレを、前向きにつないでいくことを目標に、リサーチから実際の施策実行まで統合的に行う電通の若手中心の横断組織です。この連載では、日頃の私達の活動から見えてきた若い人たちの本音や、そこから翻って浮き彫りになってきた、大人や社会側の課題について、生々しくお伝えしていきたいと思います。

 初回は、メディアでもよく見る「若者の○○離れ」という言葉について取り上げたいと思います。○○に当てはまるのは、活字、テレビ、映画、アルコール、クルマ、選挙、政治、野球・・・・・・など、実にさまざま。当の若者にこの言葉の感想を聞いてみると、次のような答えが返ってきます。

 「タチの悪い定期ポストですよね」「気にもならなくなった」「むしろそういう風にオジさんには見えているということがオモシロイです」

■若者は大人たちの思考に呆れ気味

 イラついているというか飽きているというか、呆れているというか……。あるいは、一周回って、もはや面白がっているといえるかもしれません。いずれにしても、「共感」ではないのは確かでしょう。さらに、物事を俯瞰してみるタイプの若者からは、こんな声も出てきています。

 「世の中全体的に、オジさん中心でまわっている感じ」「離れているの、そっちじゃんってホント思う」

 若者本人は、別に何かから離れていっているつもりは全くありません。むしろ、世の中や大人の側が自ら離れていっているように、若者には見えているわけです。それは、言ってみれば「大人の若者離れ」ともいえる現象です。

 手垢にまみれた「若者の○○離れ」論は、どこからどうズレてしまったのでしょうか。5つの主なポイントを通じて、どこから根本的に「社会の前提」が変わっていきつつあるのかを、電通若者研究部の考察結果を通じて考えてみます。

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最終更新:9月21日(水)12時15分

東洋経済オンライン

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