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拭き掃除の「ブラーバ」がお掃除ロボの人気トップ!

日経トレンディネット 9月21日(水)16時43分配信

 今回は、ビックロ ビックカメラ新宿東口店にお掃除ロボの売れ筋を取材した。お掃除ロボ市場は、「ルンバ」で知られるiRobot社がけん引し続けているが、近年は国内外のほかのメーカーの売れ行きも伸びており、全体的に成熟している感がある。同店スタッフの山藤順一氏は「少し前までは、機能全部入りの最上位モデルが売れ筋の上位に来ていましたが、最近はシンプルな使い方に向いた低価格モデルがそれ以上の人気を集めています」と売れ行きの変化を語る。

 同店の売れ筋ランキングは以下のとおりだ。

 拭き掃除専用のロングヒットモデル「ブラーバ」が一番人気になっており、4万円を切るルンバ入門機が続く構図になっていた。「各ブランドの最上位モデルも順調に売れていますが、それ以上に伸びているモデルがあるという印象です。トップ5とそれ以下の差はかなり縮まっていると思います」という。モデルごとの人気の理由は次のページから追っていこう。

※掲載している価格は、2016年9月7日15:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。

クリーナーの複数持ち化が「ブラーバ」人気を後押し!

 1位になったのは、拭き掃除専用の「ブラーバ 380j」。2014年7月に国内でオンライン販売が始まり、2015年4月に店頭が始まったモデルだ。それ以来安定した売れ行きを続けていたが、最近はとくに伸びているという。

「お掃除ロボに限らず、他のクリーナーと役割がかぶらないのが大きいと思います。ルンバをすでに持っている人や、掃除機を別に持っていて最後の仕上げ用に欲しいという人が多いですね。サブ向きといいますか、専用機といいますか」

 最近は、部屋ごとや階ごとに掃除機を用意する人が珍しくなく、そうした複数買いトレンドがブラーバの人気を押し上げた感がある。

 もうひとつ、8月26日にシリーズの新モデル「ブラーバジェット 240」が登場したことも、注目度アップに貢献しているという。ブラーバジェット 240は、ジェットスプレーで床に水を吹き付けて掃除するモードを新たに搭載しており、本体サイズもW178×D170×H84mmとコンパクトなのが特徴だ。一度にクリーニングできる面積が約15畳と狭いなどの制約はあるが、取材時の価格は2万9880円(ポイント10%)と手ごろだった。

 ランキング集計には入っていないが、こちらも売れ行きは好調だ。「ゆくゆくは380jにとって代わる存在になり得る勢いがありますね。長く売れてくれればと思います」。

 続く2位は、現行ルンバのエントリーシリーズに属する「ルンバ631」だ。ビックカメラ系列のオリジナルモデルで、スケジューリング機能を省いたうえで、デュアルバーチャルウォールなど上位モデルが備えるエリア制限機能が使えるように構成している。

「ボタンひとつで掃除が始まるシンプルさを求める人によく売れています。最上位モデルの多彩な機能までは求めていないという場合には、うってつけの低価格機になると思います。リチウムイオンバッテリー搭載で1時間掃除できますから、広めのお部屋でも十分対応できますしね」

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最終更新:9月21日(水)16時43分

日経トレンディネット

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