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堤幸彦監督が語る「真田十勇士」 残念なイケメン

NIKKEI STYLE 9/22(木) 7:00配信

 江戸時代初期に活躍した戦国武将・真田幸村(本名・真田源次郎信繁)。放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」の主人公として知られています。その真田幸村が、もしも気が弱く決断力に欠けるダメ男だったら?
 そんな面白い発想で描かれる、マキノノゾミさん脚本による「真田十勇士」。堤幸彦監督が映画と舞台の両方を演出し、その2つが同時期に公開・上演されるという画期的な試みが始動しました。映画の公開を前に堤監督にインタビューし、独特の“堤ワールド”についてお話を伺ってきました。

堤幸彦(監督) 1955年11月3日生まれ、愛知県出身。映画・TVドラマ・舞台・音楽ビデオ・ドキュメンタリーなど多岐にわたって手掛ける。近年の主な作品に映画「20世紀少年」三部作、「BECK」「MY HOUSE」「くちづけ」「悼む人」「イニシエーション・ラブ」「天空の蜂」、TVドラマ「トリック」シリーズ、「SPEC」シリーズ、「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」「神の舌を持つ男」、舞台「テンペスト」「真田十勇士」「スタンド・バイ・ユー~家庭内再婚~」、ドキュメンタリー「Kesennuma,Voices. 東日本大震災復興特別企画~堤幸彦の記録~」など。

――映画「真田十勇士」、とても面白かったです。ビッグスケールの映画を作り上げた今、どのようなお気持ちでしょうか?

 「大合戦ものなんて、これまでの私の作風からは全く遠いところにあるタイプの作品だったので、ギリギリの綱渡りではありましたが、作ることができて本当にホッとした気分です。とても優秀なチームに恵まれていたおかげですね。盆暮れ正月がいっぺんに来たような感じです」

――本作では、十勇士はもちろん、キャストのみなさんが輝いていました。キャストを輝かせる、監督ならではの演出方法とは?

 「俳優の顔をジーッと見ていると思いつくことがあって、それをすぐに試してみるんです。私はあまりまっとうなことは思いつかなくて、いかがわしいことを思いついちゃうんですけどね(笑)。怪しげなことをやってみるというのが、私なりの演出方法ですね」

――霧隠才蔵役の松坂桃李さんは人気のイケメン俳優ですが、彼にはどのような演出を?

 「桃李君には『ばかばかしいほどカッコ良くいてね』と。映像には映っていないんですけど、『馬より速く走れ』なんて指示も出しました(笑)」

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最終更新:9/22(木) 7:00

NIKKEI STYLE

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