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本田、香川に続き、長友もベンチ要員でハリルJに暗雲… インテルがエンポリ戦で2-0完勝も長友出番なし

Football ZONE web 9月22日(木)8時37分配信

EL黒星の戦犯後、2試合連続で出番訪れず

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、21日にリーグ戦の敵地エンポリ戦を戦い、エースFWマウロ・イカルディがリーグ得点ランキング単独トップに立つ2ゴールで2-0の快勝を収めた。ベンチスタートの長友は2試合連続で出番はなし。左サイドバックでフル出場したダビデ・サントンが現地メディアから高評価を得て絶賛された。チームがリーグ3連勝で首位に迫るなか、長友が苦境に直面している。

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 インテルのフランク・デブール監督は中3日の過密日程ながら両サイドバックを前節のユベントス戦に勝利したサントンとダニーロ・ダンブロージオのコンビを選んだ。勢いよく立ち上がったインテルは、前半のうちにゲームを決定づける展開に持ち込んだ。

 前半10分、右サイドでMFアントニオ・カンドレーバがフリーでボールを持つと、中央のイカルディが相手のマークを外した。そこにカンドレーバはピンポイントのクロスを上げ、イカルディが頭から飛び込んで合わせて先制ゴール。さらに同19分、中盤でMFジョアン・マリオがボールを奪うと、すぐさまイカルディにスルーパスを通す。抜け出したイカルディは相手GKの動きを冷静に見極めてゴールに流し込み追加点。早い段階で2点を奪ったインテルがそのまま2-0で勝利した。

 インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は、2ゴールのイカルディに単独トップの「8点」を与えた。また、2戦連続で左サイドバックを務めたサントンには「7点」を与え、そのパフォーマンスを絶賛している。

「下部組織出身の男は、特に前半は最高に納得をさせるプレーぶりを見せた。攻撃では素晴らしくプッシュし、守備も良かった。スタンダードの高さを証明した。インテルにとって、再発見になった選手だ」

ライバルのサントンに伊メディア絶賛の嵐

 長友が8月末に負傷離脱している間、このサントンや19歳のベルギー人新鋭DFセナ・ミアングも台頭している。今季の長友は出場した公式戦2試合でいずれも敗戦。UEFAヨーロッパリーグの伏兵ハポエル・ベエルシェバ戦、0-2でよもやの黒星を喫した際には2失点に絡む戦犯となり、その後は2試合で先発から外された。昨季からサイドバックの飽和状態は続くなか、定位置争いで完全に後れを取ってしまっている格好だ。

 チームはこの勝利で勝ち点を10に伸ばし、前節に直接対決で勝利したユベントスとの勝ち点2差を維持したまま順位は5位。リーグ3連勝と復活の兆しを見せているチームのなかで出遅れてしまっている長友は、日本代表の盟友であるACミラン本田圭佑とドルトムント香川真司とともにベンチ要員と化している。ワールドカップアジア最終予選を戦うバヒド・ハリルホジッチ監督にとっては、主力トリオのクラブでのベンチ要員化は大きな不安材料だろう。インテル最古参となった長友に巻き返しのチャンスは訪れるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9月22日(木)9時7分

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