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青春ミステリー『サクラダリセット』、野村周平&黒島結菜共演で映画化 特殊能力を持つ高校生役に

リアルサウンド 9月22日(木)13時9分配信

 河野裕原作『サクラダリセット』が、野村周平と黒島結菜の共演で実写化されることが決定し、出演者のコメント映像も公開された。

 前後編2部作で公開される本作は、“いなくなれ、群青”(「階段島」シリーズ)で第8回大学読書人大賞を受賞した著者、河野裕の同名小説を実写映画化した青春ミステリー。住人の半数が特別な能力を持つ街・咲良田(サクラダ)を舞台に、過去に体験したことを決して忘れない記憶保持能力を持つ浅井ケイと、世界を最大3日分巻き戻す能力を持つ春埼美空が、同級生を救うために奮闘する姿を描く。

 主人公の浅井ケイを演じるのは、『ちはやふる 上の句・下の句』、ドラマ『好きな人がいること』に出演する野村周平。ヒロインの春埼美空役は、ドラマ『時をかける少女』の黒島結菜が演じる。そのほか、平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里らが出演する。また、監督は『神様のカルテ』シリーズの深川栄洋が務め、プロデューサーは『僕だけがいない街』『青空エール』の春名慶が担当している。

 映画化とあわせて、今後はTVアニメーション化や原作に修正を加えた新装版の出版、コミカライズ、ノベライズも展開される予定だ。

■関係者コメント

■原作者 河野裕

この度は題材に『サクラダリセット』を選んでいただき、光栄です。監督、プロデューサーをはじめ、 スタッフの皆さまは非常に信頼できる方々で、原作者の私は安心してなりゆきを見守っております。脚本の初期の段階では意見を出させていただいたところもありますが、採用されたところも、そうでないところも、心から納得できるストーリーになっております。しっかり映画としての『サクラダ』を作っていただけている手ごたえがあり、現状ではもう、なにも言うことはありません。咲良田という街をみられる日を、楽しみにしております。

■春名慶プロデューサー

『サクラダリセット』はまず、何よりもストーリー展開に引き込まれました。主人公の浅井ケイという少年が、何を目指して、何を獲得していくか。それさえ見失うことがなければ、ルールの複雑さは大きなハードルとはならない。クールな彼の中で燃え続けている祈りにも似た想い、その熱をみんなが追いかけ、応援してくれると考えたのです。予測不能な大どんでん返しと散りばめられた伏線の美しい回収、そんな壮大な青春ミステリーを映画化するにあたり必然的に、前篇、後篇の二部作にたどり着きました。苦悶の表情をスマートに見せる野村周平くん。彼本来のキャラクターとのギャップも面白いと考えました。原作を読んで最初にヒロイン像として浮かんだ黒島結菜さん。『青空エール』で出逢ったとき既に圧倒的な貫禄があった平祐奈さん。この三角形のバランスを思い描けたとき、この企画がかたちになりました。そして、将来が嘱望される俳優たちと深川監督がどんなイノベーションを起こすのか。僕自身が楽しみにしています。

■深川栄洋監督

初めて原作を読んだとき、集中力が高まる感覚がありました。時間が巻き戻り、別の能力者が現れる。いま、自分の手持ちの材料だけでは最後まで追いかけられそうになく、新しい価値観を作りながら進んでいかなければならないと感じました。これから先、何が待っているのだろう? 読み進めていくと、何か「鍵」が手に入るような気がしました。例えるならば、美術館で、壁にかかっている一枚の絵を見ている。絵には額縁があるが、実はその壁さえも絵の一部だったーー。前篇はそんなふうに終わります。そうして、いよいよ後篇が始まります。僕たちの中にあるフレームや境界線が壊れるとき、映画的な瞬間が訪れることを祈りながら。新しい体験ができる新しい映画を作りたいと思います。

■野村周平―(浅井ケイ役)

僕が演じる浅井ケイというキャラクターは、頭がきれてクールな少年です。彼は、「記憶保持」という辛いことも幸せなこともすべて覚えている、能力を持っています。役を通して、彼が春埼と一緒に明るい未来を過ごしていけたらなと思います。今回は2部作の主役ということもありセリフも多く、特別な能力の持ち主という今までに演じたことがない役柄なので、挑戦的な部分もあるし、頑張りたいです。撮影が始まったばかりなので、どうなるのか全くわからず、お客さんの反応が想像できない作品ですが、そこがまた楽しみです。約2ヶ月間の撮影ですが、みんなで楽しく頑張って、最後にみんなで笑いたいです。参加するからには悔いが残らないように、素晴らしい作品にしたいと思います。

■黒島結菜(春埼美空役)

「リセット」世界を最大3日分巻き戻す能力を持つ女子高生。最近元気で明るい役が多かったのですが、今回はおとなしくて控えめな女の子を演じます。感情の起伏があまりないので、細かい部分での揺れみたいなものを大事にしたいと思っています。大きい変化がないので、セリフ以外でもしぐさとか表情など小さい変化でも伝えられるように頑張りたいです。ケイの隣に寄り添うように、安心してもらえる存在でいられたらいいなと思います。前篇から後篇に向けて春埼も成長していくので、楽しみにしていてください。

■平祐奈(相麻菫役)

2年前に「リセット」された世界で死んでしまったケイと春埼の同級生。今回、初めて前髪を作り、新たな自分になってから撮影が始まるので、とてもわくわくしています。それぞれのキャラクターが濃く、脚本にどんどん惹きこまれました。相麻菫という役に対して不安もありますが、深川監督やキャストの皆さんと良い作品を作り上げられたらいいなと思います。これからの撮影も楽しみたいです。前篇を観て、“後篇も観たい!”と思ってもらえるよう、パワフルに演じたいと思います。

■健太郎―(中野智樹役)

その場にいない人に、時空をも超えて声を届けることができる、ラジオDJのような素晴らしい能力をもつ役を演じることができ、すごくわくわくしています。今回はギターと歌にも挑戦するのでヤバいぞと思いつつも最大限の力で取り組みたいです。智樹は、他の能力者と比べて元気で明るく、ケイにとって唯一心が許せる友達だと思うので、ケイとの距離感を意識して演じたいと思います。前篇・後篇にわたって、どう役を作っていくのかを考えている時間が楽しいです。

■玉城ティナ(村瀬陽香役)

脚本を読んで、実際に能力をもった人たちがいる街があったら面白いなと思いました。私が演じる村瀬陽香は、内にエネルギーを秘めていて、誠実だけど感情の出し方が分からず、強がってしまう部分があるので、そこは自分と似ているなと思いました。監督からお話し頂いたように、感情の起伏が激しく見えるように心がけて演じたいと思います。前篇・後篇という壮大な作品の中で、村瀬も大事な役なので、張り切っていきたいです。

■恒松祐里(岡絵里役)

能力を持つ、インパクトのある役をやると聞いて、自分の殻を破れそうで楽しみだなと思いました。衣装と髪の毛、カラーコンタクトが、役になるのを助けてくれています。岡 絵里は、昔の自分から変わろうと、常に悪役になろうとするけれど、逆方向に空回ってしまうので、その感じをどう気持ちを込めて演じようかと思っています。動の部分が多い役なので、物語をどんどんかき乱していけるようなお芝居ができるようにがんばります。

リアルサウンド編集部

最終更新:9月22日(木)13時9分

リアルサウンド

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