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地元解説者が苦境のミラン本田を擁護 「監督のあの所作は『諦めるな、耐えろ!』のサインだ」

Football ZONE web 9/22(木) 18:31配信

指導経験を持つ地元テレビ局のヴォルピ氏は、指揮官が本田を重要視していると擁護

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、20日の本拠地ラツィオ戦で今季5試合連続先発落ちとなった。2-0とリードして迎えた後半37分に途中出場した背番号10だったが、出場時間はわずか19分間。イタリア地元紙は「練習場だけのサムライ」と厳しく指摘しているが、イタリアメディアの中にはヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が本田を重要視しているという擁護論者もいる。

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 ミラノ地元テレビ局「ロンバルディアTV」で現在解説を務めるジャンカルロ・ヴォルピ氏は、サンシーロで今季2連勝を飾った試合直後に見せたミラン指揮官の振る舞いに注目している。

「試合後にモンテッラ監督が本田を励ます態度を見せた。彼のあの所作を解釈するとこういうメッセージになる。『諦めるな、耐えろ!』ということ。試合が終わって、監督は真っ先に本田へと走り寄った。これはひとつのサインだと思う」

 かつて自身もイタリア下部リーグの監督を歴任したヴォルピ氏は、試合後にこう語っている。今季わずか二度目の出番を終えた本田にモンテッラ監督が駆け寄り、激励した。それはベンチ要員に甘んじている本田に対して、忍耐を求めるジェスチャーだったというのだ。

組織作りのためスタメンを固定化と指摘

 今季の本田は、右ウイングのポジションを元U-21スペイン代表MFスソに完全に奪われている状況。しかし、苦境にいるのは本田だけではない。

「今季獲得した選手たちだって、ベンチにいる。ラパドゥーラはラツィオ戦でプレーしなかったし、ゴメスだって少ししかプレーしていない。スタメンの11人で結果を出すことが先決。結果が出始めれば、他の選手も起用できるのではないか。本田は我慢して待たなければならない。モンテッラ監督は本田を重要な選手として考えていると思う」

 ヴォルピ氏はベンチ要員と化している本田について、モンテッラ監督は重要視していると見ている。就任1年目の指揮官はチームの組織作りを進めるため、スタメンをある程度固定する必要があると指摘する。

 だが一方で、ベンチ生活は本田のパフォーマンスに大きな影響を与えているという。「確かにプレーしていないと、試合中のわずかな出場期間で周囲の動きに合わせる必要があり、周りと調和する動きを見せるのは簡単ではない。本田はいいキックを持っている。本田のようなクオリティーの選手はそこまでいないが、少ない起用時間の中で、最大の力を発揮するのはとても難しい。なぜなら平静心でプレーできないからだ。継続的に出ていないと、出番が来た時にあまりにハッスルし過ぎたりしてしまう」

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最終更新:9/22(木) 18:31

Football ZONE web

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