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魔法の左足は健在!  俊輔が天皇杯3回戦東京V戦で今季3度目の芸術的な直接FK弾

Football ZONE web 9/22(木) 20:22配信

ピンポイントクロスでアシストもマーク! 4-0完勝の主役に

 8年ぶりの“黄金カード”復活に、日本が誇るファンタジスタが最高のフリーキックで応えた。22日の天皇杯3回戦で、東京ヴェルディと横浜F・マリノスが対戦。前半18分に、横浜FMの元日本代表MF中村俊輔が鮮やかなフリーキックを決めて先制すると、そのまま勢いに乗り4-0のゴールラッシュで勝利した。

英メディア選定「FKキッカー世界トップ5」 中村俊輔もランクイン

 1993年のJリーグ開幕戦のカードである両チームの対戦は、東京VがJ1で戦っていた2008年11月以来となった。8年ぶりの黄金カードを彩ったのは、左足のファンタジスタ中村だった。

 前半18分、ペナルティーエリア外側の右サイドでフリーキックを得ると、当然のようにキッカーは中村。短い助走から放たれたボールは、ニアサイド側の壁のわずか外側を抜けると鋭く曲がり落ち、ゴールポストすれすれを通過してゴールに吸い込まれた。試合会場の高知県春野陸上競技場のファンからは大きなどよめきが上がった。

 中村は4月2日のリーグ戦、G大阪戦で今季2度目の直接FK弾を日本代表GK東口順昭から決めるなど宝刀は健在だった。FKを決めるたびに海外メディアは「荘厳なFK」「珠玉のゴール」と絶賛。英メディア「コパ90」では、現時点の世界最強FKキッカートップ5で、バルセロナの天才FWリオネル・メッシよりも上位の4位に選出されたばかりだった。

公式戦初出場は97年のヴェルディ戦

 さらに同26分、中村は右コーナーキックのポジションに立つと、ショートコーナーで短いボールを入れ、リターンパスを受けると中央に正確なクロスを供給。走り込んだMF中町公祐がヘディングで決めてリードを2点に広げた。

 その後も攻撃の手を緩めない横浜FMは、前半アディショナルタイムにFWカイケがPKを決めてリードを広げ、さらに後半43分にはカイケがこの日2点目の一撃を叩き込んで4-0と大勝した。

 1997年にプロ入りした中村の公式戦初出場は、ヤマザキナビスコカップ(当時)のヴェルディ戦(当時はヴェルディ川崎)だった。それから20年以上の月日がたった思い出の黄金カードで、色あせない鮮やかなフリーキックを見せつけた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/22(木) 20:22

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