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賃貸か持ち家か?私が女性にも購入をすすめる理由

女子SPA! 9月22日(木)16時20分配信

 マイホームを買うか、賃貸にするか、迷っている人は多いと思います。

 わたくし鄭英哲は、公認会計士・税理士以外に、CFP(ファイナンシャルプランナー)や宅地建物取引士の資格も保有しているため、個人からの相談をしばしば受けます。30代後半の独身女性からの相談も多く、特に、生命保険と並んでマイホーム関連の相談をよく受けるのです。

 その場合、私は賃貸よりも購入を勧めています。

 私自身を例に、購入するとこれだけのメリットがあるという話を簡単にしたいと思います。

====<筆者の自宅の例>=====

① 三菱地所レジデンス※1から新築※2で購入

② 階層:24階

③ 最寄り駅から徒歩3分

④ 広さ:約55平米

⑤ 間取り:2LDK

⑥ ローン金額:4,500万円

⑦ 金利:35年間変動金利 現在0.57% 契約してから一度も利上げなし

⑧ ローン返済:122,000円/月

(※賃貸と比較しやすいよう、頭金ゼロに換算した額)

⑨ 管理費等:20,000/月

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◆売る可能性も考えて、値崩れしづらい物件を選ぶ

 私は、マイホームを購入するとき、半分は財テクとして購入しました。

 購入の最大のメリットは、ローンが終われば自分のものになるということです。

 仕事をリタイアすると、年金と蓄えだけで生活しなければなりません。この時点でローンが終わっていれば、賃貸の場合に比べてメリットもあります。

・固定資産税といった諸費用しかかからない

・売却して、老人ホームに移ったり、その時に合った住まいに移ることが可能

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※編集部注

マイホーム購入には当然リスクもありますが、ここでは書ききれないので、下記記事をご参考に。

・「家を買って子供を私立に」。この“夢”が地獄の入り口だった

・30代・独身OL、夢のマンション購入からたった6年で、差し押さえになった理由

・「新築マンションは絶対買うな」不動産業者がバラす怖いカラクリ

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 私の例を見てみましょう。

 上の①~⑤からわかるように、①超大手の高級不動産会社、②タワーマンション、③駅近、④⑤小家族向けの部屋。いかにも人気があって値崩れしにくそうな物件です。

◆将来、収入が下がることも見越して

 将来、様々な理由でやむなく自宅を売却しなくてはならないかもしれません。

 例えば、男性の収入のピークが50代前半であるのに対し、女性の収入のピークは30代前半と言われています。人にもよりますが、女性の場合、40代から全体的に収入が落ちるということです。

 もしローンが払えなくなりマイホームを売却しなければならない場合、売却金額でローン残高をすべて返すためには、物件そのものの価値が高いかどうかが重要です。

 私の住まいを見ると、こんないい物件そんなにあるわけないと思う人も多いのではないでしょうか。

 ではみなさんが物件を選ぶ場合、①~⑤の中で、どれを優先しますか。私は、①を最優先にします。なぜなら長く住む家なので、供給会社の信用力を重視しているからです。

※1 野村、三井、住友、三菱、東京建物のマンションは、人気が高いようです。

※2 新築と中古どちらがよいかは各自の好み。中古物件は不動産会社が間に入るので、購入金額×3%強の手数料がかかるが、新築には手数料がかかりません。この辺は新築にメリットがありますね。恥ずかしながら宅建を持っている私も、物件を購入するときに知りました。

◆同じ部屋なら、「購入」が「賃貸」よりも月額が安い

⑥~⑨からは、支払金額の低さがわかります。

 私の自宅マンションをYahoo!不動産で調べたところ、近い階層で同じ間取りの部屋が貸しに出されていました。はたしていくらでしょうか。

 なんと、共益費込で21万円! 単純計算でローン返済額の1.48倍で貸しに出されているのです。

 これは、別にぼったくりでもなんでもありませんし、相場から考えても妥当な金額です。なぜそうなるのでしょうか。

 賃貸と購入では、そもそも利回り計算が全く違うのです。

 私の例で簡単に言うと、銀行からマンションの購入資金4,500万円を0.57%で借りています。一方、賃貸ではオーナーの利回りが5%前後になるように家賃設定されているのです。

 結果、賃貸と購入とでは、毎月支払額に大きな差が出るというわけです。

 乱暴な言葉で言えば、賃貸で部屋を借りるということは、オーナーの5%利回りの利益を、借りる側が負担していることになります。

◆どうせ買うなら50平米以上の物件

 いまマイホームを買った人は、住宅ローン減税を受けることができます(制度終了時期が2021年末まで延長されることが、2016年8月に閣議決定された)。

 他にも細かい条件は付きますが、物件の広さは「50平米以上」必要です。

 そして、毎年受けられる減税額は一般的に「ローン残高の1%。ただし40万円が最高」。これを10年間受けられます。もし5,000万円弱の住宅ローンを35年で組めば、ほぼ確実に合計400万円の減税が受けられることになります。

 毎年かかる固定資産税を考えると、購入するなら住宅ローン減税が受けられる物件を考えるのがよいかと思います。

 簡単にお話しましたが、私が購入を勧める理由は、

1.同じ部屋なら、購入の方が毎月の支払いは安い

2.支払いがすんだら自分のものになる

の2点につきます。

 あとは、購入する物件選びを間違えないこと。そうすれば、独身の女性でも、将来自分を守ってくれる大切なマイホームを一生有意義に活用することができると思います。

<TEXT/鄭英哲:株式会社アートリエールコンサルティング代表取締役>

女子SPA!

最終更新:9月22日(木)17時23分

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