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アップアップガールズ(仮)がまたまたやったぞ! 「陸の孤島ライブ」密着レポート

週刊SPA! 9/22(木) 21:00配信

「いつ、なんどき、誰とでもライブをやるのがアプガ流。どうせなら他のアイドルがやっていない場所で暴れたいと思って、陸の孤島に出向くことを決意しました」(佐保明梨)

⇒【写真レポート】陸の孤島ライブ

 つくづく、アップアップガールズ(仮)は、どうかしているグループである。体力自慢の「アスリート系アイドル」と称されるだけあって、7人はこれまでも富士山山頂ライブや自衛隊の体験入隊ライブなど、前人未踏のライブばかりを行ってきた。今回の「Road to 武道館 陸の孤島 秘境決戦」に関しては「アントニオ猪木とマサ斎藤が闘った巌流島決戦からヒントを得た」と事務所スタッフが解説。仙石みなみも「何もないところだからこそ燃える。大自然をアプガ村に変えてみせます!」と腕をぶしていた。

 電車やバスを使って東京から2時間半、最後は船を使って静岡県某所にある秘境にメンバーはたどり着く。電気も下水道も走っていない文字通りの僻地である。ステージとなるスペースには野生の鹿のフンが散乱しており、あたりを見渡すと白骨化した鹿の死骸まで転がっている。「パフォーマンス中に襲撃されたらどうしよう?」と佐藤綾乃は不安を隠せないでいる。ちなみに今回の陸の孤島ライブは、富士山や自衛隊のときとは異なり一般客も参加可能。ライブ前日に前乗りしたメンバーは道中で食材を買い出し、2班に分かれてファン100人にふるまうためのカレーを作っていた。

「曲順、衣装、ステージセット……今回は本当にすべてを私たちが作るんです。あらゆるところに自分たちのこだわりが出ているし、手作り感が満載だと思う。これは一種の文化祭みたいなもの。アプガFamily(ファンの総称)にとって絶対に忘れられない、スペシャルな1日にしたいです」(森咲樹)

 たしかに大自然の中、ステージをメンバー自ら作るライブなど前代未聞だろう。7人の手によって作られたミラーボール、ドリームキャッチャー、ハンモック、ブランコなどのデコレーションには専門業者では出せない独特の味わいがある。見ようによっては夏フェスのようなサードウェーブ感、アウトドア系リア充感すら漂っている。ハチ、蛾、巨大グモなどに悲鳴を挙げながらも、メンバーは夜までファンを出迎える準備に精を出していた。

「まるでトレジャーランドみたい。自分たちの秘密基地を作っているようなワクワク感があります。普段のホールやライブハウスと違って、トイレに入ることすら苦労するわけですからね。この特殊な環境をファンの方にも楽しんでいただけたらと思います」(関根梓)

 当日のライブは、まさにやりたい放題だった。『サバイバルガールズ』から勢いよくスタートさせると、10月11日にリリースされる最新シングル『!!!!!!!!(バンバンバン)』などを立て続けに披露。「今日はどれだけ大声を出しても誰にも怒られないぞ! みんな叫べーッ!!」という古川小夏のMCに煽られる格好で、観客のボルテージもいきなりマックスに達する。

 まるで日本のイビサ島である。大自然に囲まれながら、花火、水鉄砲、シャボン玉、花びらが空を舞う。強烈な4つ打ちのビートが海に向かって響き渡る。メンバーはステージを飛び出して、雄叫びを上げつつ大自然の中を闊歩。「自分の中の野性が解放された」と語る佐保明梨に至っては、曲の途中で失踪する有様だった。ライブのために生まれてきたような最強のモンスター軍団である。

 ライブ終了後、佐藤綾乃は「どんな環境であろうとも、私たちは楽しむことができる。そして観ている人を楽しませることができる。改めて、そういう自信が生まれました。11月8日の武道館公演に向け、不安な気持ちが吹き飛んだ気がします」と高揚した表情で激白。仙石みなみも「やっぱりアプガは何かを持っている。台風も予想されていたけど、ライブになったら雨がやんだ。日比谷野音でやったときも、天気予報を覆したんです」とドヤ顔で語る。

 一方、森咲樹は「ステージをイチから作ることによって、裏方のスタッフさんに対する感謝の気持ちを新たにした」と神妙な面持ち。なお、佐保が「次は宇宙か海底でもライブがやりたい!」と語ると、事務所スタッフは下を向きながら苦笑いしていた。〈取材・文/小野田 衛〉

アップアップガールズ(仮)

激しいダンスやEDMサウンドで人気を集めるアイドルグループ。ハロプロエッグをクビになったメンバー7人で構成されている。肉体トレーニングに余念がなく、「アスリート系アイドル」と称されることが多い。11月8日には待望の日本武道館公演を実現させる。公式HP:http://www.upupgirlskakkokari.com/

日刊SPA!

最終更新:9/22(木) 21:06

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