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データが示すU-16日本代表の「後半の勝負強さ」 大一番の25日UAE戦でも勝利のポイントに

Football ZONE web 9/23(金) 6:30配信

グループリーグ3試合で21得点と爆発も、30分までの時間帯は計3ゴールのみ

 AFC U-16選手権グループリーグで3連勝を飾り、危なげなく準々決勝進出を決めたU-16日本代表は、とりわけ後半の強さがデータから浮かび上がる。スペインの名門バルセロナの下部組織で育った久保建英が得点王ランキングトップタイの4ゴールを挙げるなど、3試合で21得点と大爆発した若武者たちは、高温多湿が伝えられるインドの地でも試合終盤まで集中を保ち続けているのが分かる。

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 初戦のベトナム戦では、久保が鮮やかなフリーキックを決めて先制したのが前半16分だったように、実力差がある格下相手でも序盤からゴールラッシュとはいかなかった。U-16日本代表が3試合で重ねた21ゴールの内、試合開始から前半30分までに決めたのは3ゴールのみ(全体の約14%)だった。

 しかし、31分以降から徐々にU-16日本代表は本領を発揮する傾向にある。前半終了まで15分を切った時間帯では4ゴール(全体の約19%)。相手の体力が徐々に削られてきたところで、きっちりとフィニッシュを決める力があると言える。

際立つ後半の出足と終盤の畳みかける力

 後半に入ると、日本は相手国との実力差を見せつけるようなゲーム運びを見せる。ハーフタイムに相手が仕切り直してきた直後の時間帯に奪ったゴールは6(全体の約28%)。この時間帯に相手の反撃の意欲を削ぎ、試合の行方を決定づける戦いが際立つ。

 特筆すべきは、残り15分を切ってからの時間帯だ。3試合すべてでゴールを挙げており、計6ゴール(全体の約28%)に達している。高温多湿の環境下において、大量得点差がついて迎えた終盤でも、選手たちが最後までゴールを求めて一切力を抜かず、戦い抜いている証拠と言えるだろう。

 25日の準々決勝UAE戦は、来年のU-17ワールドカップ出場権を懸けた大一番になる。アジアチャンピオンを目指して戦うトーナメントでは、グループステージのように大量得点差のゲームは難しくなるだろう。それでも、試合終盤にゴールを奪ってきたという経験と自信は、接戦の勝負どころで競り勝つための重要な要素となるはず。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/23(金) 6:30

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