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意外と身近にあった!脳の老化を防ぐブレインフード3選

@DIME 9月23日(金)11時40分配信

アンチエイジングは、今や国民的なワードになっている。肌の老化や、体の老化への対策がさかんに行なわれているが、同時に気にしたいのが脳の老化。気づかぬところで進んでいるかもしれない。そんな脳のアンチエイジング食品「ブレインフード」について、専門家に詳しく聞いた。

■注目される“ブレインフード”とは?

食べれば脳が活性化され、もの忘れ防止など、脳の機能に良い影響をもたらす食べ物。それが「ブレインフード」と呼ばれる食品だ。加齢により避けられないのが、脳の衰え。

そこで、食のアンチエイジングに詳しい、1級フードアナリストの伊能すみ子さんに、ブレインフードについて教えてもらった。

「ブレインフードとは、脳(=ブレイン)を活性化させるために必要な栄養素、脳機能を改善するための食品の総称です。脳は加齢によって機能低下が進んでいきますが、それに加えて、仕事のストレスや、不規則な生活、オフィスワークなどでの座りっぱなしや運動不足などからくる血行不良、食品由来や生活環境からくる化学物質の摂取など、あらゆる現代人の生活が、脳機能低下を促進させる原因となっています。

脳機能の低下が進むと、脳が酸化し、脳神経細胞が衰えます。このような脳の老化を防ぎ、脳内の健康をキープするためには、効果的に脳にエネルギーを与え、脳が必要としている食品を摂取することが大切です」

■意外と身近にあるブレインフード3つ

ぜひとも脳が必要な栄養を取り入れ、脳神経細胞の衰えを早期から防いでおきたいものだ。そこで伊能さんは、数あるブレインフードの中でも、身近にあって取り入れやすい3つを挙げた。

●クルミ

「クルミはブレインフードの代表格です。脳みその形に似ていますが、このような形態を『似類補類』といます。『似たものは似たものを補う』という中国医学の考えにもあるように、クルミは脳の働きをサポートします。

脳の活性化に有効な成分としてオメガ3脂肪酸が多く含まれています。『オメガ3脂肪酸』は、脳の伝達機能や神経活動の部位、構造のひとつでもあるシナプスを強め、記憶力のアップも期待できるといわれています」

■サンマ

「サンマは、学習能力の向上や記憶力強化の重要な役割があります。

サンマに含まれている『DHA(ドコサヘキサエン酸)』は、脳の細胞膜を形成するリン脂質に含まれる成分です。

さらに『EPA(エイコサペンタエン酸)』にも、血栓を防ぎ、血液中に含まれる脂質を減らす作用があります。血管の健康を保つことで、脳梗塞や脳出血などの防止につながります。

またサンマと同様に、アジやイワシなどの青魚にもDHAとEPAは多く含まれています」

●大豆

「毎日摂取しやすいのが大豆。錆びない脳や身体作りに取り入れたい食品です。

大豆に含まれている『ホスファチジルセリン』は、細胞膜の柔軟性を保つ働きをしています。脳への血流を改善し、脳細胞を活性化させる効果があるといわれており、注意力や判断力の向上に貢献します。

また、苦味やえぐみの主成分である『サポニン』は、細胞が酸化しやすくなる原因のひとつ過酸化脂質の増加を抑制してくれる役割があります」

■ブレインフードを摂るときの注意点

クルミ、サンマなどの青魚、大豆がブレインフードと知れば、積極的に食生活に取り入れたくなってくる。しかし、当然のことながら、闇雲にブレインブードばかりを大量に食べればいいというわけではない。伊能さんに注意点を聞いた。

●和食の定番はブレインフードが多い

「健康な脳を作る『健脳食』を目指すなら、私たち日本人の根本である『和食』を積極的に取り入れることが一番の近道です。

食事のメニューを思い浮かべると、サンマなどの焼き魚をはじめ、大豆を原材料とした味噌を使った味噌汁、醤油、豆腐、納豆など和食の定番のほとんどがブレインフードです。さらに主食であるごはんからは、脳のエネルギーになるブドウ糖を摂取することができます」

●和食の朝ごはんをきちんと食べる

「近年は、朝食をとらないという人も多いですが、就寝している間に脳はエネルギーを消費してしまいます。和食の朝ごはんでエネルギー補充をしっかりして、朝から元気に仕事に取り組みましょう」

●過剰に摂取しない

「ブレインフードに限ったことではありませんが、食品の一部には、過剰な摂取に気をつけなければならないものもあります。脳に栄養を、といっても適量を見極め、バランスの良い食生活を心がけることが第一です」

脳のアンチエイジングは、和食メインの健康的な食生活が功を奏しそうだ。ぜひ朝から和食で脳細胞を活性化しよう。

取材・文/石原亜香利

@DIME編集部

最終更新:9月23日(金)11時40分

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