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「残留の達人」アルビレックス新潟に迫る過去最大級の降格危機

webスポルティーバ 9/23(金) 12:11配信

 J1セカンドステージは残すところ、あと5節。優勝争いとともに、残留争いも佳境を迎えている。

【写真】残留争いを強いられている湘南ベルマーレ。前節の福岡戦では開始1分で不運に見舞われた

 現在(セカンドステージ第12節終了時)、年間勝ち点で17位・アビスパ福岡と、18位・湘南ベルマーレはいずれも勝ち点19。残留圏内の15位・アルビレックス新潟の勝ち点27とは、勝ち点8の差がついている。

 残り5試合でこれを逆転することはかなり難しく、勝ち点で最下位の2クラブは、J2降格がほぼ決定的な状況だ。

 こうなると、J2降格はあと1枠。だが、最後の“ババ”を誰に引かせるのか、その争いは予断を許さない。

 一時は、セカンドステージ未勝利の名古屋グランパスでほぼ決まりか、という状況にもなりかけていたが、名古屋はセカンドステージ第11節で19試合ぶりに勝利。DF田中マルクス闘莉王の電撃復帰というカンフル剤の投入もあり、残留争いは混とんとし始めている。

 久しぶりの名古屋の勝利で、逆に尻に火がついたのは、その試合で名古屋に敗れた新潟である。

 新潟は、続く第12節でも横浜F・マリノスに1-3で敗れ、3連敗。辛うじて残留圏内の15位にとどまっているとはいえ、勝ち点23の16位・名古屋と勝ち点差4では、どう転んでも不思議はない。

 横浜FM戦後、落胆の色を隠し切れない新潟の吉田達磨監督は、「イージーに失点したことに尽きる」と話し、特に1失点目(右サイドからのクロスに対し、相手選手にあっさりとDFの前に入られた)について、「あそこであのレベルのプレーをしてはいいけない。あってはいけない、ありえないプレー」と断じた。

 この2試合、主力DFを負傷で欠き、窮余(きゅうよ)の策とでも言うべき3バックの布陣で戦う新潟。それでも、ピッチの幅を広く使ってボールを動かし、受け身になることなく、積極的に攻撃を仕掛けようとする姿勢は好感が持てる。試合内容そのものは、決して悪くない。

 ところが、指揮官が指摘するように、要所で“軽さ”を露呈して失点を重ねてしまう。これでは、せっかく自分たちのよさを出せている部分があっても自信を失い、どんどん悪循環に陥りかねない。

 また、厳しさを増す現状について、吉田監督が「残りの対戦や、今の流れがそう感じさせるのだろう」と話していたように、徐々に新潟に逆風が吹き始めているのも事実だ。

 現実的な残留争いの対象となる、14位・ヴァンフォーレ甲府(勝ち点28)から16位・名古屋の最近5試合の結果は以下のとおり。

◆甲府=○○△●△

◆新潟=●○●●●

◆名古屋=●●△○●

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最終更新:9/23(金) 16:44

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