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アイデアは寝かせよ。創造性を生み出す5つのステップ

ライフハッカー[日本版] 9/23(金) 22:10配信

すばらしいアイデアは、その大半が、ある共通した創造の過程から生まれています。この記事では、それがいったいどのような過程なのかを説明していきます。創造的思考は、人生で最も役に立つスキルの1つですから、ぜひ理解しておきたいものです。創造的解決策や、ラテラルシンキング(水平思考)、革新的アイデアは、あなたが仕事、生活で直面するほぼすべての問題の解決に有効なのです。

誰でもこの5つのステップを使って、クリエイティブになることができますが、だからと言って、創造的思考が簡単だということではありません。自分のなかの創造的才能を見いだすには、勇気と多くの訓練が必要です。しかし、この5段階アプローチは、創造の過程のわかりにくさを取り除き、より革新的な考え方の道筋を照らしてくれるはずです。

では、この過程がどのようなものかを説明するために、短いストーリーを紹介しましょう。

創造的解決策が必要な問題

1870年代、新聞社や印刷会社を悩ませていた、ある手痛い問題がありました。当時は、写真が新しい媒体として脚光を浴び、もっと写真を見たいという読者のニーズが大きかった反面、写真を早く安く印刷する方法を誰も考えつかなかったのです。

1870年代当時は、たとえば新聞社がある写真を印刷しようとしたら、写真を金属板に手彫りする作業を彫刻師に依頼しなければなりませんでした。この凹版に上から紙を押し当てて画像を転写したのですが、数回行っただけで版が壊れてしまいました。この写真製版の手法は、途方もない時間とお金がかかったのです。

この問題の解決策を見いだしたのがFrederic Eugene Ivesという人物です。 彼は、その後も写真の分野で先駆者として活躍し、70以上の特許を取得しました。これから紹介する彼の創造性とイノベーションは、ケーススタディとして、創造の過程の5つのステップを理解するのに役立つでしょう。

突然のひらめき

Ives氏は、ニューヨーク州イサカにある印刷会社の見習いとしてキャリアをスタートさせました。そこで印刷工程の一部始終を2年間学んだ後、コーネル大学で写真研究所を運営し、その後約10年にわたって、新しい写真技術の実験や、カメラ、印刷機、光学の研究をしました。

1881年、Ives氏は、印刷技術の向上に関するひらめきを得ます。そのときのことが、ある本でこう語られています。

私は、イサカで写真鉛版の工程を手がけながら、ハーフトーン印刷の問題を研究していました。ある晩、その問題で頭がもやもやした状態で床に就いたのですが、朝目が覚めた瞬間、完璧に計画された工程と、稼働している機械の画像が、天井に浮かび上がったのです。

Ives氏はさっそくこのビジョンを実現化し、その印刷手法の特許を1881年に取得しました。そして約10年を費やして改良を重ねます。1885年には、簡略化され、さらにより良い成果が出る工程を発見しました。後にアイブス・プロセスと呼ばれるようになったその工程は、印刷にかかるコストを15分の1に抑え、その後80年間にわたって、印刷技術のスタンダードであり続けたのです。


では、創造の過程について、Ives氏から何を学べるのかという話題に移りましょう。

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最終更新:9/23(金) 22:10

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