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U-20ブラジル代表DFがバルサ退団に“立てこもり騒動” クラブが弁護士を呼ぶ事態にまで発展

Football ZONE web 9月23日(金)10時37分配信

今夏にバスケットボール選手との“異競技間トレード”も噂されたDFドウグラス

 元バルセロナで現在スポルティング・ヒホンに所属するU-20ブラジル代表DFドウグラスは、今夏の移籍市場でバスケットボール選手との“異競技間トレード”まで模索されたが、バルセロナを去る際にはひと騒動を起こしていたようだ。スペイン紙「スポルト」が報じている。

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 2014年にサンパウロから加入したドウグラスは右サイドバックが主戦場で、DFダニエウ・アウベス(現ユベントス)の後継者候補と見られていたが、2シーズンで出場したリーグ戦はわずか3試合。ルイス・エンリケ監督から戦力と見なされていなかった。

 そのため、クラブはドウグラスのレンタル先を模索。その際、今季リーガ1部に昇格したアラベスの筆頭株主が所有するバスケットボールクラブの選手をバルサのバスケチームに加入させる代わりに、ドウグラスをアラベスに受け渡すという前代未聞のトレード移籍も噂された。

 結局、候補に挙がったアラベスやレガネスとは金銭面で折り合いがつかず、最終的には8月26日にヒホンへのレンタル移籍に落ち着いた。しかし、強化スタッフ側がドウグラスに移籍決定の旨を伝える際に思わぬ事態が起きたという。

 クラブのオフィスに呼び出されたドウグラスは、アベラルド監督率いるヒホン加入の契約書を目の前にして、サインを拒否し続けた。かつて世代別ブラジル代表にも名を連ねた男は理由を聞こうともせず、バルサの本拠地カンプノウを去らなければならなくなったことに非常に動揺した様子だった。ドウグラスは精神的なショックを受けた状態で、事務所から立ち去らず、サインもしないという“立てこもり”モードに入ったという。

弁護士を呼ばれて泣く泣く契約書にサイン

 困ったクラブ側は弁護士を呼ばざるを得なくなり、ドウグラスの行動が正しくないことを認めさせようとした。この状況に観念したドウグラスは泣く泣く契約書にサイン。ヒホンへの新たな冒険を始めるほかなくなった。

 カンプノウから去りたくない“バルサ愛”ゆえの行動だったとはいえ、ドウグラスは少々恥ずかしい形でクラブを離れることになった。心機一転ヒホンで活躍を見せて、古巣に復帰する日はやって来るのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9月23日(金)10時37分

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