ここから本文です

8時間の勤務時間中、本当に生産的なのは3時間だけ:研究結果

ライフハッカー[日本版] 9月23日(金)23時10分配信

8時間という勤務時間は、人が集中するのに適した時間を元にしていません。その起源は産業革命時代にあり、現代の情報化時代に生きる私たちにはほとんど関係がありません。

18世紀後半は、工場は24時間365日稼働しなければならなかったので、10~16時間の勤務時間が普通でした。そのような長時間労働は残酷な上に続かないことが明らかになり、ウェールズの社会改革者であり実業家のロバート・オーウェンのようなリーダーたちが、労働時間を短くするよう主張しました。1817年のオーウェンのスローガンは「8時間の労働、8時間の余暇、8時間の休息」でした。

しかし、この8時間運動は約1世紀後には標準ではなくなりました。1914年、フォード・モーター社は賃金を倍増すると同時に、毎日の労働時間を8時間以下にし、世間を驚かせました。その結果、生産性は上がりました。したがって、8時間労働が人道的な平均の労働時間として最初に制定されたことが、信じられない人もいるかもしれません。

今や、労働時間はまた新たな変化を起こす時期に来ています。1日8時間のうち、労働者が生産的な時間の平均はたった2時間53分だという研究もあります。その通りです。おそらく1日のうち生産的な時間は3時間くらいのものです。

労働統計局によると、アメリカ人の平均的な労働時間は1日8.8時間です。しかし、約2,000人のフルタイムで働く会社員を対象とした研究では、ほとんどの社員が勤務中のほとんどの時間働いていないことが明らかになりました。

ほとんどの社員が勤務中にやっている非生産的な活動は以下の通りです。

1.ニュースサイトを読む:1時間5分
2.SNSをチェックする:44分
3.同僚と仕事と関係ない話をする:40分
4.転職先を探す:26分
5.タバコ休憩:23分
6.恋人や友だちと電話をする:18分
7.コーヒーやお茶をいれる:17分
8.携帯でメールをする:14分
9.おやつを食べる:8分
10.社内で食事をする:7分

これは、フリーランスや自宅で働いている人には特に朗報でしょう。出社をしていないと、何もしていないような気になりやすいです。しかし、この研究によると、1日3時間生産的であれば、8時間会社に勤務している人と同じだけの成果を出していることになります。

では、この情報を本当に信じたとして、労働時間を3時間や6時間に短縮したらどうなるでしょう? 11~17時が一般的な勤務時間になったらどうなるでしょう? もっと休息が取れて、もっと集中できるようになり、もっと生産的になるかもしれません。

ただ問題は、本当にこのように勤務時間を変える会社が出てくるかどうか、ですね。


In an 8-Hour Day, the Average Worker Is Productive for This Many Hours|Inc.

Melanie Curtin(訳:的野裕子)
Photo By Shutterstock.

最終更新:9月23日(金)23時10分

ライフハッカー[日本版]

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフハッカー[日本版]

株式会社メディアジーン

毎日更新中

最新ITサービス使いこなしガイド
ビジネス向けガジェット/ツール紹介
いま使える節約マネーハック術
モチベーションを上げるマインドハック

ライフハッカー[日本版]の前後の記事

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。 [new]