ここから本文です

【月報・青学陸上部】まずは出雲駅伝へ、選手たちのギアが上がった

webスポルティーバ 9月23日(金)14時57分配信

極私的! 月報・青学陸上部 第8回

 日本学生陸上競技対抗選手権大会。

 男子5000mにエントリーしている一色恭志(4年)、茂木亮太(4年)、田村和希(3年)が午後4時過ぎに熊谷スポーツ文化公園陸上競技場に到着した。

【写真】原監督が期待を寄せる1年生、鈴木塁人

 この日の午前中、夏季選抜・御嶽合宿を打ち上げた選手たちが相模原キャンパスの練習場で3000mの学内TT(タイムトライアル)に挑んだ。2年の梶谷瑠哉(2年)がトップとなり、安藤悠哉(4年)、下田裕太(3年)とつづき、1年の鈴木塁人(たかと)も4位になるなど、原晋監督は期待する若手と主力が結果を出したことに対し、「疲れがピークの中、よく走れていた」と満足そうな表情を見せた。また、全日本インカレに出場の3人については「3人とも調子がいいし、いい勝負できるんじゃないかな」と、レースでの快走に加えて、上位独占も期待していた。

 原監督の言葉通り、3人は順調に夏季合宿を越えてきた。

 一色は来年所属予定のGMOアスリーツの北海道合宿に参加した。花田勝彦監督のもと、実業団の選手とかなりの距離を走るなど充実した合宿を過ごし、御嶽合宿には後半から参加した。レースでは関東インカレ2部5000m優勝、日本選手権5000mでは4位に入るなど、ずっと好調を維持。この日のレースを楽しみにしていた。

 茂木と田村和は8月の選抜メンバーによる御嶽合宿中、通常の練習量を落として、このインカレに合わせて調整してきた。

 茂木はこれまで3年間、夏前のケガのために夏季合宿にまともに参加したことがなかった。しかし、今年はケガもなく、フルに参加。レースでは5月世田谷記録会で自己ベスト更新、7月世田谷記録会でも13分53秒46を叩き出し、自己ベストを2度も更新して、全日本インカレへの道を開いた。

「ケガなく夏合宿に入れたのは4年で初めてですし、いい練習もできました。ここまですごく順調ですので、逆に危機感を持って、あまり調子に乗らないようにやっていかないといけない。油断すると僕はダメなんで。全日本インカレは田村が今、調子がよくて練習しなくても走れるし(笑)、本番に強いんですけど……」

「なんすか、練習しなくてもって(笑)」

 全日本インカレに向けて一緒に練習していた田村和が笑顔で突っ込んだ。

 茂木は笑って続ける。

「でも、自分は練習ができていないと本番では走れないんです。そういう意味では自分なりに納得いく練習ができたと思いますし、高いレベルで走る機会が今までなかったので(インカレが)すごく楽しみです。大事なのは記録よりも結果ですね。先頭にどこまでついていけるか。当日、よほどの暑さがない限りは勝負できると思います」

1/3ページ

最終更新:9月23日(金)14時57分

webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
4月22日発売

定価 本体1,389円+税

フィギュアスケート特集号
『羽生結弦 異次元のシーズン』
■羽生結弦 インタビュー、厳選フォト
■浅田真央 復帰シーズンを振り返る