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Bリーグ開幕! 「バスケ新時代」成功のカギは選手の成長とプロ意識

webスポルティーバ 9月23日(金)20時0分配信

「WOW(ワァオ)!」

 アリーナが興奮と感動のるつぼと化した。ついにバスケットボール男子の新しいプロリーグ『Bリーグ』が幕を開けた。9月22日午後6時50分。大河正明チェアマンがコート上で声を張り上げた。

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「バスケットボールで日本を元気にしたい。その思いを胸に大きな夢と高い志を持って、Bリーグは未来に挑戦していきます。ブレイク・ザ・ボーダー(境界を壊せ)。2016年9月22日、Bリーグの開会を宣言します」

 東京・国立代々木競技場には「9132人」の観客が押し掛けた。他競技と比べると、女性、若者が目立つ。豪華なオープニングセレモニーに酔いしれ、おそらく新たなリーグの船出に気持ちを高ぶらせただろう。

 記念すべき開幕カードは、昨季のNBLレギュラーシーズンの勝率1位だったアルバルク東京(A東京)と、昨季のbjリーグで最多4度目の優勝を果たした琉球ゴールデンキングス。メディアは「エリート軍団×雑草軍団」とはやしたてた。

 まばゆいばかりの光と、耳の奥に響く音が試合をショーアップする。床に敷かれた大きなLEDビジョンの上に映し出されたコートが晴れの舞台となった。何もかもが革新的。琉球の岸本隆一主将はこう、漏らした。

「何か、バスケットの別次元のステージに上がった感覚を、試合を通して感じていました。今までにない緊張感というか……。下手なプレーはできないって。僕はネガティブに考えないタイプですけど、今日は見られるという不安を特別に感じました」

 いわば新時代の担い手となる使命感である。その緊張ゆえか、両チームとも立ち上がり、シュートミス、パスミスが相次いだ。特に琉球。裏を返せば、A東京のディフェンスがよかったからだが、A東京が元NBAのギャレットやギレンウォーターのシュートなどでリードを広げていった

 世界で初めてのLEDビジョンが試合を盛り上げる。いいプレーの直後には、コートに「EXCELLENT(素晴らしい)」「GOOD DEFENSE(いい守り)」などの大きな文字が浮かび上がる。ゲームの流れに沿って、CGと音が効果的な演出をしているのだった。

 A東京有利の下馬評を裏切り、試合はもつれた。これぞ雑草魂か。琉球は第2クオーターに一時、逆転。第4クオーターの序盤には15点差をつけられたが、怒とうの反撃で、終盤3点差まで詰め寄った。

 琉球ファンの声援、指笛が選手の背を押した。この試合、両チーム最多の16点を挙げた30歳の喜多川修平はこう、言った。

「点差が離されそうなところをしっかり我慢して、相手に食らいついていった。雑草魂じゃないですけれど、踏まれても立ち上がるところを見せることはできたと思います」

 それでも、A東京にはエリート軍団のプライドと勝負強さがあった。第4クオーターの終盤、エースの田中大貴が左の外角から3点シュートを決めた。田中は涼しい顔で「オープンになって、シュートを打つチャンスがあったので思い切り打ちました」と述懐した。

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最終更新:9月23日(金)21時14分

webスポルティーバ

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