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Bリーグ開幕戦観戦で刺激を受けた槙野智章が持論 「予想をはるかに超えるものだった。僕らも…」

Football ZONE web 9月23日(金)20時16分配信

招待席で22日のアルバルク東京と琉球ゴールデンキングスの一戦を観戦

 22日に華々しく開幕したバスケットボールのプロリーグ「Bリーグ」だが、その開幕戦を観戦した日本代表DF槙野智章は大きな刺激を受けたと話している。そして、「僕らも、もっとファンとの距離を縮めていきたい」と、サッカー界を盛り上げるための“槙野理論”について語った。

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 招待席で22日のアルバルク東京と琉球ゴールデンキングスの一戦を観戦した槙野は「自分の予想をはるかに超えるものだった」と振り返る。そして「サッカーとは違う盛り上げ方ですけど、メディアやタレントさんも協力して、開幕戦に向けて準備してきたことが感じられました。この場にいられて幸せだと思いましたし、貴重な経験になりました」と明かした。

 槙野が招待されたキッカケは、共通の友人を通してアルバルク東京の松井啓十郎選手から「どうやってBリーグを盛り上げていけるかの相談を受けた」ことだった。そこで槙野は、自らも実践していることを例に挙げてアドバイスを送ったという。

「サッカーでもそうですけど、バスケットの選手もみんな技術があるなかで、いかに秀でるアクションがあるかだと思うんです。ゴールパフォーマンスのようなものもそうですし、カメラの位置を把握しておくのもそう。昨日、琉球の選手に左右で違う色のシューズを履いていた選手がいて驚きましたし、そうやって個性を出すことが大切だと思うんです」

自分たちから距離を縮めていくことが必要

 そして槙野は、「違う競技でも、スポーツで日本を盛り上げる、町おこしにもつなげていくというのは同じ」として、自身の思いを口にした。

「僕ら浦和レッズもそうですけど、もっと僕らの側からファンとの距離を縮めていくことが必要だと思うんです。僕たち選手ができるのは、自分たちから出向くこと。バスケットは選手たちがチケットを自分の手で配ることもあったと聞きますけど、僕らレッズも、サッカー界全体としても、もう少しそういう活動をした方がいいんじゃないかと思います」

 テレビ画面などメディアを通じたパフォーマンスも大事にする槙野だが、浦和で設けられるファンサービスデーでは、一人一人のファンと会話して丁寧に対応する姿を見せる。しかし、そうやって来てくれる人を待つだけではなく、自分たちからファンと触れ合う取り組みがあってもいいと持論を展開した。

 Bリーグは開幕戦があり、Jリーグはこれからタイトル争いの佳境に突入する。そうしたなかでも、槙野は“そこだけ”にならないようにしなければいけないと語り続ける。

「来年にもつながるものを見せていかないと」

「開幕戦、優勝争い、代表のゲームだけ盛り上がるのではなく、いつでも街から人が来てくれるようにしなければ。僕らも(第2ステージ)残り5試合で負けられない試合が続きますけど、ここから見に来てくれる人が増えるのではなく、例えば来年にもつながるようなものを見せていかないといけない」

 23年前にJリーグが華々しく開幕した当時を思い起こさせるようなBリーグの開幕戦に大きな刺激を受けた槙野は、あらためて日本サッカー、Jリーグを盛り上げるための意欲を燃やしていた。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro KUTSUWADA

最終更新:9月23日(金)21時28分

Football ZONE web