ここから本文です

教え子の森脇良太が語るU-16日本代表監督の哲学 “森山イズム”の神髄「気持ちには引力がある」

Football ZONE web 9月23日(金)22時0分配信

広島ユースで森山監督の指導を受け「ゴリさんからもらった言葉は今でも使う」

 バルセロナ下部組織出身のFW久保建英らの活躍で快進撃を続けるU-16日本代表だが、チームを率いる森山佳郎監督は2000年から2012年まで13年間にわたってサンフレッチェ広島ユースでプロの卵を育ててきた。日本代表MF柏木陽介など多くの教え子たちが現在も活躍しているが、その森山監督からもらった言葉を大切にしている選手がいる。

2016・J1リーグ「最新推定市場価格ランキングTOP 100」

 現在、浦和レッズに所属するDF森脇良太がその一人だ。“ゴリさん”という愛称で親しむ森山監督から「一番学んだのは勝負のことですね。勝者のメンタリティーとでも言うべきものを学ばせてもらいました」と話す。

「僕がゴリさんからもらった言葉に『気持ちには引力がある』というのがあります。今でも、インタビューを受ける時に使わせてもらう言葉ですけど、それは大いに学んだ部分です」

 明るいキャラクターでチームのムードメーカーというイメージが強い森脇だが、そのプレースタイルは勝利への気持ちを前面に押し出すものだ。そして、そうした意志がボールや結果に対する“引力”になるという森山監督からの教えを信じ、ここまでプレーしてきたという。森脇の決勝ゴールで勝った試合も今までにあるが、そうした時には必ず前述の言葉を引用してきた。

「ゴリさんには本当に頑張ってほしい」

 当時の森脇は、自身が「全く世代別代表には縁がなかった」と語る選手だったが、森山監督の指導を受け、諦めずにプレーしてきたことでプロ入りの道を切り開いた。だからこそ、森山監督が率いるチームの成功を祈る気持ちは強い。

「映像を見たいと思いながら、まだ実現はしていないんですけど、良い戦いをしているというのは聞こえてきます。選手たちは世界大会に出ることで多くのことを学んでほしいなと思いますね。ゴリさんには本当に頑張ってほしいとしか言いようがないですけど、勝負には勝ち負けがあるなかでもベストを尽くしてほしいです」

 森山監督は、広島ユース時代から“気持ち”を大切にする指導に定評があった。グループステージ突破を決めた22日のオーストラリア戦では、これまでに出場機会が少なかった選手を多く起用して6-0の勝利を収めたが、「このプレーを見て、主力で出てきた選手たちが何も感じなければ、感受性が足りない」と話す。そうしたハートから動くチームを、このU-16日本代表でも作り上げてきた。

 25日にはU-17ワールドカップの出場権が懸かった大一番・準々決勝UAE戦が控えるが、「気持ちには引力がある」という森山イズムで、世界大会への切符を引き寄せることができるはずだ。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro KUTSUWADA

最終更新:9月23日(金)22時0分

Football ZONE web

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。 [new]