ここから本文です

イギリスの老人に学ぶ、お金に左右されない老後「7つの習慣」 第二の人生をどう謳歌するか

現代ビジネス 9月23日(金)15時1分配信

 どうすれば豊かな老後が手に入るのか、私が『イギリス式 中流老後のつくり方 なぜイギリス人は貯金500万円で幸せに暮らせるのか? で取材した、あるイギリス人夫婦を例に一緒に考えてみたいと思います。

 「隠された宝石」と呼ばれるノッティンガムシャーのサウスウェルに夫のスチュワートと猫と暮らすケイティは、これまで会った誰よりも現役を退いた後の第二の人生を謳歌する達人です。

 まだ60代の彼女と出会った時、私は50代になったばかりでしたが、楽しい計画で埋め尽くされた暮らしぶりに、心底早く年を取りたいと憧れをつのらせました。

 日本でも取り入れられそうなアイデアが詰まった中流老後につながる7の提案をご紹介します。

①住まい:「便利さ」で選んではいけない

 終の棲家をどうするか。このままでいいのか、それとも別の町に住もうか、老後を前に頭を悩ませている方も多いでしょう。

 ケイティは、ノッティンガムシャーのサウスウェルにある今の家を見つけるまでに、なんと5年もかかったそうです。4人の子どもたちは成人し、ロンドンやニュージーランドなど思い思いの地へ。

 かつてほとんどの時間を専業主婦として過ごした彼女は、再び夫と二人だけの静かな生活に戻った時、一日中家にいて何をしたらいいのか戸惑ったそうです。豊かな老後を目指すうえで、住む場所はとても重要。もう都会の大きな家はいらないと慎重に場所を探し、ようやく現在の住まいを見つけます。

 二人が選んだ町には小さなお店、パブやレストラン、医者や歯医者、動物病院も充実。交通の便も良く、ロンドンやエディンバラへは直通電車も出ています。

 また、この町にはU3Aと呼ばれる60年以上も続く国立の学習機関があって、音楽や歴史、アートを学べるカルチャーセミナーがあり、外国語と考古学、アーツ&クラフツを学ぶ気運もあり、大聖堂でのコンサート、パブでのジャズ演奏など、たくさんの日常的なイベントが開催されています。

 文化度も高く、同じ興味を持つ友人を見つけやすい。これが決め手になりました。

 町に便利さだけを求めるのは危険です。そこに生活する楽しみが見つかるかどうか、そして仲間になって楽しめるコミュニティがあるかどうかはとても重要です。ぜひ町の実力を確かめてください。

1/4ページ

最終更新:9月23日(金)15時1分

現代ビジネス

記事提供社からのご案内(外部サイト)

「現代ビジネスプレミアム」

講談社『現代ビジネス』

月額1000円(税抜)

現代ビジネスプレミアムは「現代ビジネス」の有料会員サービスです。2万本以上の有料記事が読み放題!会員だけの特別記事も配信。豪華ゲストによるセミナーも開催中。

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

地球外生命を宿しているかもしれない1つの惑星と3つの衛星
地球外にも生命はいるのでしょうか?NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星科学部門の部門長であるジェームズ・グリーンと一緒に、地球外生命を宿していそうな場所を太陽系内の中で探してみましょう。 [new]