ここから本文です

ETFよりも金価格上昇時の恩恵大の投信とは

会社四季報オンライン 9月23日(金)16時31分配信

 金価格が上昇している。ロンドン金価格は、2015年12月1日終値が1トロイオンス=1065.40ドルだった。先週16日時点では1308.35ドルまで値上がり。率にして22.8%の上昇だ。

 金の値上がりに賭けて投資する方法はいくつかある。簡単に整理すると、(1)金の地金及び地金型コインを買う、(2)金の先物取引で買い建てる、(3)金のETFを買う、の3つが最もオーソドックスな投資法である。

 金の地金や地金型コインを買うのはコストが割高になるだけでなく、購入した金地金の保管をしっかり行う必要がある。金には所有者の名前が彫ってあるわけではないので、誰かに盗まれたら現金を盗られたのと同じで、それきりになってしまう。

 金先物取引を行うときには少額の証拠金を入れれば済むため、レバレッジが効く。だが、大きなリスクと背中合わせだ。先物取引には「限月」という取引期限も設けられている。それを超えてポジションを持つことができない。つまり中長期の投資対象には不向きといえる。

 これに対して、ETFを買うのは最もコストが低い。現物の保管に困ることもなく、信用取引を用いればレバレッジをかけることはできるが、金価格におおむね似通った値動きなので、先物取引のように過大なリスクを負うこともない。このため、使い勝手は一番いいだろう。

 今回はもう一つ、面白い投資対象があるので紹介したい。運用会社のブラックロックが設定・運用している投資信託で、「BR・ゴールド・メタル・オープン」がそれだ。為替ヘッジをかけているAコースと、為替ヘッジをかけていないBコースがあり、いずれかを選択することができる。あるいは、AコースとBコースの間でスイッチングさせることも可能だ。

 投信なので購入単位は1万口から。ちなみに1万口あたりの基準価額はAコースが5190円、Bコースが5770円なので少額資金から投資することができる。

1/2ページ

最終更新:9月23日(金)16時31分

会社四季報オンライン

会社四季報オンラインの前後の記事