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女子空手“期待の星”山田沙羅――小・中・高・大でオール日本一! 東京オリンピックへ一直線

週刊SPA! 9月23日(金)16時20分配信

~もぎたて女子アスリート最前線 第21回~

 東京オリンピックの新種目として最近注目を集めている空手。今回紹介する山田沙羅選手は、なんと小学校、中学、高校、大学で日本一の実績がある。空手を始めたきっかけは小学1年生の時、両親が武道を習わせたいと柔道か空手を選ばせた。

⇒【写真】山田沙羅選手

 そこで空手を選び現在に至るのだが、彼女が本気で空手をやるきっかけになったのが、小学5年生の時の流派の全国大会だ。会場の大阪に向かう移動の車中、先生が持ってきた前年末の全日本選手権の映像を観ていたとき、高校3年生(当時)で全日本選手権を制した藤原菜希選手(現在は女子ボートレーサー)を観て、同じサウスポーというのもあり、高校生で一般の部で大人に混じって優勝するという凄さに感動した。中学の時に藤原選手が成し遂げた3連覇をめざして挑んだ中学2年の時の大会では、延長戦で惜しくも負けてしまい準優勝。この時点で夢であった3連覇は消えたが、中学3年では優勝を果たす。

 高校1年の時の全日本選手権団体戦で厳しい相手ばかりのトーナメントブロックに入った。大分代表の大野ひかる戦で7-1で負けていて残り30秒のところで突きを2回決め、残り5秒で上段蹴りを決め同点。終了間際でもう一度突きを決めて逆転勝利し、この試合で前半の不調が嘘のようにあきらめない心で逆転し、いかに集中力が大事かを学んだ。

 高校2年生の12月に金鯱杯で個人では優勝するも、団体戦では負けてはいけない試合で相手の作戦にはまってしまい引き分けに。結果、チームが負けてしまった。「内容も悪かったのですが」と山田選手は話していたが、監督に帰りの新幹線の移動中(名古屋ー東京)ずっと怒られ続けたのを今でも思い出すくらい悔しい出来事だったという。

 大学は憧れの先輩(藤原菜希)と同じ進路を選び、大正大学に進学。今年は4年生で最終学年。7月3日におこなわれた全日本学生選手権大会で優勝し全日本空手道連盟ナショナルチームに選ばれる。今後の進路は企業から内定をもらって一旦保留中。直近は10月にある世界選手権でいい結果を残すことに集中したいと話していた。東京オリンピックで空手が正式に種目に決まり東京出身で小、中、高、大学と東京の学校にこだわってきたこともあり4年後の五輪は当然視野に入っている。

◆山田選手への一問一答

――日本人と外国人の戦い方の違いは?

山田:日本人は戦い方が綺麗なんですが、外国人はバネもあるし、トリッキーな動きもあったりするのでタイミングの合わせ方が違う。

――今までで一番の大けがは?

山田:眼底骨折です。高校1年の時に2つ下の弟と喧嘩したときになりました(笑)。高校に入学して早々練習ができなかったんですが、この怪我がきっかけで弟と仲良くなりましたね。

――先日のオリンピックで感動したのは?

山田:オリンピック開催中はポルトガルにいたので帰ってきてから録画していたのを観ました。内村選手の試合に感動しました。

――縁起は担ぎますか?

山田:試合の直前にお守りをにぎるのと、道着以外の服も毎回同じ服を着ていきます。

――趣味は?

山田:読書でとくに半身浴しながら読むのが好きです。好きな作家は湊かなえさん。あとはラーメン屋さんめぐりです。今ハマっているのは鶏白湯。

――好きなタレントは?

山田:窪田正孝さん。細マッチョでかっこいい!

取材・文・撮影/丸山剛史

日刊SPA!

最終更新:9月23日(金)16時20分

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