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株初心者が知っておきたい株価チャートの“窓”って何? 金融市場の荒波に負けないために

オトナンサー 9/24(土) 10:06配信

 日米の金融政策が発表され、株式市場は幾分の落ち着きを取り戻したように見えます。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内利上げの可能性を示唆するなど、株式市場は今後も大きく変動する可能性があります。本稿が投資初心者の一助となれば幸いです。

 今回は株価チャートに開く“窓”について、専門家とともに解説していきます。

窓が開く→上昇(下落)が見込める

 マネースクウェア・ジャパンの津田隆光チーフアナリストによると、窓はチャート上において、「値が飛んでいる」場面を指すもの。例えば、上昇方向に「窓が開く」のは前日高値より高い寄り付きで取引が始まり、終値でも前日高値を上回った場合です。

 上昇方向に「窓が開く」のはその株式の上昇力が強いことを意味し、その株式にとって、好材料があった場合などに見られる現象です。下落方向に「窓が開く」とその逆ということになります。

 「窓が開く」ということはその株式の上昇力(下落力)が大きく、今後もさらなる上昇(下落)が見込める、ということを意味します。

【ちょっと上級編】チャートパターン「宵の明星」「明けの明星」とは

 少し上級者向けに、津田さんがオススメするのが「三川宵の明星」「三川明けの明星」と呼ばれるチャートのパターンです。

 「三川宵の明星」は、長めの陽線(=株価上昇)が出た後、その上方に窓を開けて、上下ヒゲのある十字線(=値動きなし)が出現し、その後、下方に窓を開けて陰線(=株価下落)が出ること。津田さんによると、このパターンは相場の天井を暗示しており、強い売りシグナルとされます。

 逆に「三川明けの明星」は、長めの陰線(=株価下落)が出た後、その下方に窓を開けて、上下ヒゲのある十字線(=値動きなし)が出現し、その後、上方に窓を開けて陽線(=株価上昇)が出ること。このパターンは相場の底を暗示しており、強い買いシグナルとなります。

 日銀の新たな金融緩和の枠組みとFRBの利上げ見送り――。金融市場は予断を許さない状況が続きますが、株式投資に関する知識は正しく身に付けておきましょう。

オトナンサー編集部

最終更新:9/24(土) 10:06

オトナンサー