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宇宙人向け「ゴールデンレコード」を地球人用に復刻させるプロジェクト、Kickstarterで始動

WIRED.jp 9/24(土) 8:10配信

1977年、太陽系外惑星の探査を目的に打ち上げられたボイジャー探査機。遠く太陽系の外まで探検を続けるボイジャーを、いつの日か地球外生命体が発見してくれることを期待し、NASAはこの探査機に1枚の銅板製のレコードをのせた。

【ゴールデンレコードとはどんなものか?&プロジェクトの動画はこちら】

「ゴールデンレコード」の名の通り金色に輝くこのレコードには、地球の風景や生物などの115枚の画像、55言語でのあいさつ、ベートーヴェンからチャック・ベリーまでさまざまな国や時代の音楽(日本からは「鶴の巣ごもり」という尺八の曲が選ばれた)、さらには当時のアメリカ大統領と国際連合事務総長からのメッセージ文などが収められている。

そして打ち上げからちょうど40年となる2017年を前に、Kickstarterで“地球人用”のゴールデンレコードを制作するプロジェクト、「Voyager Golden Record: 40th Anniversary Edition」が始動した。

プロジェクトを立ち上げたのは、テック & カルチャー系ウェブマガジン『Boing Boing』のエディターであるデイヴィッド・ペスコヴィッチ、Amoeba Recordsのマネージャーで、LPレコード専門レーベルの経営経験もあるティモシー・ダリー、そしてグラフィックデザイナーのローレンス・アゼラッドの3人。リマスター版のレコーディングには、1977年のゴールデンレコードをプロデュースしたティモシー・フェリスも加わるという。

商品には、本物を細部まで丁寧に再現したリマスター版のヴィニールレコードのほか、ゴールデンレコードに収められた115枚の画像やボイジャー計画の歴史、そしてボイジャー探査機から送られてきた画像を収めたフルカラー分厚い本がついてくる。

レコードを手に入れられる最低出資額は98ドル。キャンペーンは9月21日にスタートしたばかりだが、すでに目標額である198,000ドルを大きく上回っている。ゴールデンレコードの音声の一部は、NASAの公式SoundCloudチャンネルでも公開されている。

WIRED.jp_A

最終更新:9/24(土) 8:10

WIRED.jp

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