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ソフトバンク、打線組み替え成功で連敗ストップ。藤井コーチ、殊勲打の今宮に「明日から右投手がきても、1番でいい」

ベースボールチャンネル 9/24(土) 10:01配信

今宮1番抜擢が勝利に

 ソフトバンクが8-0で西武を投打に圧倒した。

 前節、ソフトバンクは日本ハムとの天王山で2連敗し、苦境に立たされていた。
 投打ともに奮起が欲しい中、この試合をうまく運んだのは、打順をうまく組み替えたことだった。

 試合前、ソフトバンクでは恒例となっている、打撃コーチの藤井康雄を取り囲んでの取材では同コーチは打順を発表。1番に今宮、2番に本多を入れること、9番に城所を抜擢すると公言した。

 試合は、西武の先発・菊池とソフトバンクの先発・東浜が2回を0に抑える立ち上がりを見せる。
 3回表も、菊池が江川と細川を連続三振。このまま勢いに乗られるかというところだった。
 ここで口火を切ったのが城所だった。3球目を捉えて、右翼前にクリーンヒット。そして1番に抜擢した今宮を迎えた。

 今宮は2球目に来たインコースのストレートを振りぬき、左翼スタンドへ運んだ。
 試合後、今宮は「打った瞬間に入ると思った」と振り返っているから、よほどの会心の当たりだったのだろう。

 2点を先制したソフトバンクはそれからも一気呵成に攻めた。
 4回表には、内川の中前安打を皮切りに、1死満塁の好機を作ると、細川の左翼前適時打で1点。2死から今宮が左翼線へ適時打を放ち、この回 一気に3点。試合の流れを大きく引き寄せたのだった。
 7回表にも内川の中前適時打、長谷川の右中間適時3塁打で追加点。結局8-0の完勝で、前日までの悪い空気を払しょくした。

藤井コーチ「今宮は調子がいい時に戻ってきた」

 試合後、藤井コーチを直撃した。

――起用が大当たりでしたね。

そうだったね。今日は本当、健太がいい仕事をしてくれた。勇気を与えてくれた。

――彼をきょう、1番に抜擢した理由は。

本多と健太の、1、2番でどっちに行くかというところだったけど、今日は相手の先発が菊池ということで、先に健太を置いたほうがいいでしょうと、本多は送ることができるんでね。ただ、明日から、右投手がきても、健太を1番でいっていいかなという感じでしたね。

――3回表のホームランは見事でしたね。

本人にとっても、2ケタのホームランだしね。一時期の調子が良かった時の感じに戻ってきた感じがしますね。

――菊池のストレートをスタンドに持っていくのはすごいですね。

前さばきというか、しっかり、左手が利いてきて、前サイドがよく聞いてきましたね。悪いときは上の手が邪魔して、アウトサイドインというか、ドアスイング気味になっていたのがきれいに、インサイドアウトになっていますよね、バットの出方が良くなってきているので、もうしばらくはいい状態が続くんじゃないかな。

――この8得点で昨日までの鬱憤が飛ぶんじゃないですか。

そうですね。あの2点を先制できたのは大きかったね。本当。

――城所の起用もあたりました。

そこはちょっと守りを重視しているなかでの起用でしたね。それでも、城所に何とか、最初にヒットが1本で来て良かったです。そういう形で不調だった選手たちの状態が上がってくれば、もっといい戦いができる、得点力が上がってくると思う。

――4番の内川選手も活躍しました。

今は(中村)晃を含めて、3、4、5、6番打者には任せるだけなんでね、7回表の長谷川の3塁打も大きかったですね。みんなでつないだ中で、クリーンアップが還す感じになっていけば、いいと思います。



氏原英明

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:9/24(土) 10:01

ベースボールチャンネル

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