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「ロボアドバイザー・サービス」が急増 、資産運用元年に突入

Wedge 9/24(土) 12:11配信

 ウェブページでいくつかの質問に答えると、ロボ(コンピュータ・プログラム)が最適な投資プランを提案してくれる、または、勝手に資産運用までしてくれる。ベンチャー企業、メガバンク、証券会社、そして投信会社がそういったサービスを続々と始めている。

 IT技術が可能にした新しい金融サービスだが、金融リテラシーの向上、延いては日本経済にとって悲願である ”貯蓄から投資へ” を促すきっかけとして大きな期待が集まる。

 どれも「あなたに合った」、「簡単診断」、そして「シミュレーション」などの似たキーワードで宣伝されているが、内容や仕組みは各社それぞれ。数多くのETF(上場投資信託)からポートフォリオ(複数の金融商品の組み合わせ)を組成して自動運用をするものから、限られた投資信託から自分に合ったものを選択するだけのサービスまで、バラエティに富んでいる。価値や効果を理解する為に重要なポイントを紐解きたい。

そもそもロボアドバイザーとは

 ロボアドバイザーとは、投資家に最適な分散投資アドバイスや自動運用を提供するオンライン投資サービスで、あらかじめコンピュータにプログラムされたアルゴリズム(定型化した計算式、算法)が頭脳となる事から「ロボ」と呼ばれている。

 金融サービスの幅が広がる事はとても好ましいが、金融機関の窓口、営業、そしてフィナンシャル・アドバイザーなどによるサービスと比較すると、ロボアドバイザーの魅力は以下の3つに集約される。

・手数料・管理料等の費用全般が安く、低コスト
・中立的で、質が高い提案・運用サービス
・長期投資・分散投資の良さを体験しやすい

ロボアドバイザーだけでなく、ロボ機能を利用したサービスが急増

 日本や米国の代表的ロボアドバイザーについてはコラム『コンピュータと人、どちらにお金預ける? 実はこの質問、愚問です』(2016年3月9日)で紹介したが、その後、日本では足元でロボ機能を利用した派生サービスが急増しているので、再度簡単に説明したい。

 THEO(株式会社お金のデザイン)、WEALTHNAVI(ウェルスナビ株式会社)、そして8Now!(エイト証券)については、幅広いETFの選択肢からポートフォリオを組成し、自動運用を提供。低コストで定量的、独立性も高い自動運用。ロボアドバイザーの「基本形」と呼ぶべきだろうか。

 一方、楽天証券が今年の夏から始めた楽ラップは(ETFでは無いが)15本の低コスト投資信託を対象銘柄とし、証券ラップ口座にロボアドバイザーの良さを埋め込んだハイブリッドなものになっている。

 さらに、証券会社、投信会社やメガバンクでは、顧客プロファイル(家族構成、収入、ローン、投資趣向等々)に応じた投資信託のポートフォリオを提示するサービスを新たに展開している。

 SMART FOLIO(みずほ証券)、SBI-ファンドロボ(SBI証券)、FUND ME(カブドットコム証券)、answer(マネックス証券)、そしてポートスター(三菱UFJ国際投信)等、どれもデザインや使い易さが投資初心者にとって魅力的だ。ロボ機能(コンピュータのアルゴリズム)を利用しているが、自動運用はなく、自社取扱いや特別に開発された投資信託から推奨を選別しているあたりが特徴だ。

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最終更新:9/24(土) 12:11

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