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【サードウェーブ女子の夢と現実】資格と結婚を目指して彼と上京した岩手女子 すべてを諦めたその時に…

Suits-woman.jp 9/25(日) 10:00配信

地方出身の女性が東京に上京するタイミングは、実は3回あります。

第1の波:「ファーストウェーブ」地方の高校を卒業し、東京への進学。

第2の波:「セカンドウェーブ」地方の学校を卒業し、東京への就職。

この2つの波はよく知られていますが、第3の波が存在していることは、あまり知られていません。

第3の波:「サードウェーブ」それは、

30歳前後で地方での人生に見切りをつけ、東京に新たな人生を求めて上京する独身女性達の潮流。

この波に乗り、30歳前後で地方から東京へ上京してきた独身女性達を『Suits WOMAN』では 「サードウェーブ女子」 と名付けました。地方在住アラサー独身女性はなぜ東京を目指したのか? その「動機」と「東京での今」に迫りたいと思います。

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今回お話を伺ったサードウェーブ女子、井坂美智子さん(仮名・32歳)は岩手県出身。クリッとした大きな丸い目と色白の丸顔で、一見20代前半に見間違えるほどの童顔の持ち主。カジュアルな服装、明るく染められたストレートのセミロングも雰囲気によく似合っています。彼女は現在、アルバイトで事務の仕事をしています。

――「東京」ってどんなところだと思っていましたか?

「周りが目指していた都会です。大学進学や就職などで地元の友達も数人は上京していましたね。でも私は特に行きたいと思っていませんでした。私の住んでいたところは冬場なんて雪が多くてとっても不便な場所でしたが、それでも地元が大好きだったので」

美智子さんは、新幹線も停まる盛岡駅からクルマで15分ほどのところで生まれます。物心がついた時から父親はおらず、パートで働く母、整備士の4歳年上の兄との3人家族。地元の高校を卒業後に当然のように就職しようとしていたところ、母親に進学を勧められ専門学校に進学します。

「物心をついた時から父親はいませんでした。私が生まれてすぐに離婚したんです。当時は地元では今みたいに離婚する人は多くなかったみたいで、母親は偏見の目が多い中、私たちに寂しい思いをさせまいと参観日などの行事ごとにも参加して、しっかりと育ててくれました。私自身、父親の存在は全く知らないというかわからないので、特に会いたいと思うこともありませんでしたね。母方の祖父からの援助もあり、そこまで生活が苦しかった記憶もありません。でも、ずっと働いている母親を助けたいと思って高校卒業後は就職しようと思っていたんです。兄は工業系の高校へ進学し、卒業後に就職していましたし。私自身、勉強も好きじゃなかったし、頭もそこまで良くなかったので当然就職と思っていました。でも母親が資格を取りなさいと、専門学校へ進学をさせてくれました。本当にありがたかったですね」

その後、専門学校の情報ビジネス科で経理やパソコンの知識を学び、簿記の資格を取得。学校に求人の出ていた盛岡の広告代理店に就職します。そこでは経理のみの予定でしたが、そうではなかったといいます。

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最終更新:9/25(日) 10:00

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