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強豪に「あと少しで勝てない」ビーチバレー坂口佳穂に必要なもの

webスポルティーバ 9/25(日) 12:52配信

 全12戦が組まれている『ジャパンビーチバレーボールツアー2016』も、いよいよ終盤戦へ突入。第9戦マイナビシリーズ(9月17日~19日)が東京・お台場で行なわれた。

【写真】今季からペアを組んでいる坂口佳穂と鈴木悠佳子

“ホステスプレーヤー”である坂口佳穂(20歳/マイナビ)&鈴木悠佳子(28歳/マイナビ)ペアは、予選プール戦2試合で、ともにフルセットにおよぶ接戦を演じながら2連敗。最終日の準決勝に進むことはできなかった。

 大会初日、予選プール同組の小野田恵子(33歳)&宮川紗麻亜(33歳)ペアが2連勝。早々に予選敗退は決まってしまったが、2日目の第2試合に向けて坂口&鈴木ペアのモチベーションが下がることはなかった。

 対戦するのは、田中姿子(41歳)&藤井桜子(25歳)ペア。日頃から練習を合同で行なう仲間で、手の内を知り尽くした相手だ。今季ツアーでは、過去3度対戦して1勝2敗。勝ち星も挙げているが、接戦となっても経験豊富なペアにうまくあしらわれてきた印象が強い。今季の成長を自ら実感し、それを周囲に見せるためにも、負けたくない一戦だった。

 しかし、この試合もこれまでと変わらぬ展開で進んだ。

 第1セットは、最近取り組んでいる坂口のジャンプサーブや強打を中心に得点を重ね、終始ゲームをリード。最後は相手に粘られたものの、22-20でセットをモノにした。その勢いを維持して第2セットも序盤は先行したが、次第に試合の主導権は田中&藤井ペアに移っていったのだ。

 ブロック、アタックと坂口の調子がいいと見ると、田中&藤井ペアはブロックに入る鈴木の周りにボールを落として揺さぶった。サーブでも、予想外のタイミングで鈴木を狙い、坂口&鈴木ペアの攻撃のリズムを狂わせた。鈴木が振り返る。

「相手の作戦には気づいていたが、(自分が)狙われて硬くなってしまった」

 結局、坂口&鈴木ペアは連続失点で逆転を許すと、18-21で第2セットを落とした。そのまま最終セットも、一度崩れたリズムを取り戻すことはできなかった。終盤に粘りを見せて11-12と追い上げたが、重要な局面で坂口がサーブをミス。13-15で最終セットを落とし、セットカウント1-2で敗れた。

「大事なところでミスが出たゲームだった。最後のサーブも(自分に)迷いが出てしまった……」

 坂口は試合後、そう言って悔やんだ。

 とはいえ、格上相手でも確実にフルセットまで持ち込める試合ができるようになった。その点は、坂口も手応えを感じている。

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最終更新:9/25(日) 12:52

webスポルティーバ

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