ここから本文です

星組 七海ひろきさんのお気に入り『重版出来!』【宝塚スターのマイフェイバリット】

集英社ハピプラニュース 9/25(日) 16:48配信

夢の舞台に立ち続ける男役スターたち。彼女たちの「今のお気に入り」を通じて、その素顔を少し、拝見!

宝塚スターのマイフェイバリット関連画像をもっと見る

■重版出来!
漫画家と編集者の作品をクリエイトする葛藤は、私たちの仕事にも共通しています。例えば、かっこいい男のチャーミングな弱点をさりげなく表現するような、観る人の乙女心をキュンとさせる繊細な演技はこの人ならでは。役柄ごとに違う魅力を見せ、目を離せないスターでもある。そんな七海ひろきさんのマイ・フェイバリットは『重版出来!』。漫画誌の編集部が舞台の松田奈緒子の人気コミックでドラマ化もされた作品。「ドラマと原作、両方おもしろくて、心に響くことがいっぱいありました。特にドラマ最終回の小日向文世さん演じるベテラン漫画家・三蔵山先生の言葉。『天才も凡人も年齢も性別も人種も国境も関係ない。必要なのは、おもしろい漫画を描くというその一念だ。私は私を諦めない』。彼は、一度は筆を折ろうとするのですが、最終回に生涯漫画家宣言をするわけです。彼の心からの決心にグッときました」

登場人物それぞれにある心の葛藤が痛いほど伝わってきたという。「漫画家さんを育てる編集者側の視点も興味深くて。才能とは何なのか。いい作品を売れる作品にするにはどうしたらいいのか。お客さまに喜んでもらうために一番大事なことは何なのか。出版業界のことはこれまで知らなかったのですが、クリエイティブなものを生み出す苦悩は、私たちの仕事と同じだなと思いました」観ながら、掘り下げて考える。日ごろのこうした知的な探求が七海さんの舞台での表現につながっている。

ところで、この日の撮影で着ている私服のセーターがおしゃれ。透けるニットの下地の色は赤。「ずっとブルーが好きだったんですけど、このごろ、赤もいいなと思って。たぶん今、やる気に燃えているんだと思います(笑)」

昨年、宙組から星組に組替えし、パワフルな星組を引っぱっていくスターのひとりだ。「数年前、どういう男役が素敵なのか悩んだ時期もありましたが、ひとりよがりでなく、組全体のことを考えながら個性を発揮するのが一番だと感じました。私は自分なりの、ナチュラルなかっこよさを極めたいと思っています。それと、日本語の言葉の力を大事にしたい。観る人の心を動かすような、ズンと届く言葉で熱い芝居をしたいです。ぜひご覧ください!」

Profile
ななみ・ひろき
茨城県出身。2003年、宙組に配属。15年に星組に組替え。主な出演作に『the WILD Meets the WILD』『こうもり…こうもり博士の愉快な復讐劇…』などがある。

最終更新:9/25(日) 16:59

集英社ハピプラニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。