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NYファッションウィーク中に、エディターがインスタ・ハズバンドを体験

ハーパーズ バザー・オンライン 9/26(月) 14:22配信

シングルでいることの難点はいろいろあるけれど、ホントに最悪なのは、自分専属のインスタフォトグラファーを24時間務めてくれる人が誰もいないこと。 
 
インスタ・ハズバンドが取りざたされて久しいけれど、この夏は、ジェイ・Zがバカンス中にビヨンセを撮りまくったことで、さらに注目度がアップ(注:インスタ・ハズバンドという言葉を知らない人のために説明すると、“何気なさ”を完璧に演出してインスタにハッシュタグ付きでアップできるような写真を撮ってくれるパートナーのこと)。 

NY在住、20代のシングルとして、私は一度もインスタにぴったりのレンガの壁のそばをさりげなく歩いたり、新しくできた可愛いカフェでカプチーノを飲んだり、買ったばかりの服を着て通りを横切ったりする自分を演出して、写真を撮ってくれるような相手を持つ贅沢に恵まれたことがなかった。今までは。 

ラッキーなことに、「TaskRabbit」という会社が、ファッションガールにとってのインスタのメッカ、NYファッションウィークに合わせて、インスタ夫のレンタルを開始。当然、2-3日間、ショーの間にテストしてみることにした。

現れた私のインスタ・ハズバンドは、マイケル・オストゥーニ。普段は結婚式や家族のポートレートなどの写真を撮っているプロのカメラマンだ。マイケルに初めて会うのは、きっとお見合いってこんな感じかしらと思うような経験だった。ちょっと落ち着かなくて、“私たち、これからどうしましょうか?”みたいな感じ。でも、すぐに私は目の前に、ポーズをとるのにぴったりのショップの窓と消火栓を発見。魔法が始まった。

私は自分で自分のインスタ・ハズバンドをやることにあまりに慣れていたので、誰かが自分の“何気ない”写真を撮ってくれることがこんなにも落ち着かない気分だなんて考えたこともなかった。インスタ・ハズバンドにディレクションするのは、想像以上に大変。 
 
でも、道行く人たちが立ち止まってジロジロ見るにもかかわらず、私たちは、スナップを撮り続けた。だって、今は2016年だし、“インスタのためなら撮らなければならない”のは、アメリカの憲法に書いてないとはいえ、立派なルールなのだから。

マイケルは、ショーの合間にEメールをチェックするさりげない私の写真も撮影。これで私のフォロワーは、私が「#忙しい」ことがわかるわ。 
 
そして、BAZAAR.comの同僚エディター、ジュリー・コーシンとエリカ・ゴンザレスとストリートでも撮影。

自分のインスタ状況を改善したいと思う人には、「Task Rabbit」の機能はとても便利で、確実に「いいね」がもらえたり、新しいフォロワーが増えたりする。 
 
ファッションブロガーでも、モデルの卵でもなければ、自分をインスタのモデルに変身させるのは、この上なく恥ずかしいことに違いない。でも、総合的に見て状況の多少のぎこちなさはあったにせよ、いいインスタ写真が何枚か撮れた。これ以上、何も望むことはないわ。

最終更新:9/26(月) 14:22

ハーパーズ バザー・オンライン

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