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相性の悪い上司と部下、結局どうすればよいのか? ~4つのタイプ別対処法

NIKKEI STYLE 9/26(月) 16:10配信

 上司は、相性の合わない部下を持つことがよくあります。一方、部下も相性の合わない上司に仕えることがあります。たいていの場合、相性の悪さは、お互いが認識しており、それは仕事に影響します。

 上司と部下の相性は、人のタイプから生まれます。人にはタイプがあり、各々ツボが異なります。

 部下指導のセオリー、ボスマネジメントのセオリーにしても、相手によってはうまくいきません。これもそれぞれのタイプに原因がある場合が多いもの。特にコミュニケーション系のセオリーは、相手のタイプにあわせてチューニングする必要があります。

 今回は、上司と部下の相性をタイプの違いに注目して考えます。

上司の言い分

 私の部下の中に、どうしても相性が合わない者がいます。消極的で行動力がなく、ネガティブな言動が目立ちます。会話もレスポンスが悪く、なにを言っても「難しい」と返してくる。なかなか本音を言わず、何を考えているのか分かりません。話すとイライラしますよ。

 これまでも似たようなタイプがいました。そういうタイプとはいつもうまくいきません。私は部下に、指示を出したらグズグズせず、すぐに行動することを求めます。レスポンスよく本音で話すタイプの部下がいいですね。管理職だったら、誰でもそう思うんじゃないですか。

 ただ、気になることはあります。以前私の部下で、考えるばかりで行動力がない者がいましたが、他の部署に行って上司が変わったら伸びました。やっぱり相性ってあるんですかね。

【部下に求めること】

*行動力を高めてほしい

*会話ではレスポンスよくしてほしい

*本音で話してほしい

部下の言い分

 いまの上司とは相性が合わないみたいです。上司は、なんでも「すぐにやれ」と言います。でも、何も考えずにやっても失敗すると思います。着手する前に、予想できるリスクについてはしっかりと対策するなど、準備をした方がよいと思うのですが。

 それに、なんでもすぐに返事を求めます。先日も急に「将来どんな方向に進みたいか」と聞かれました。そんなこと、急に言われても答えられません。上司の言う将来とはどのくらい先のことなのかもわかりませんし、方向と言われても漠然として答えにくいです。

 企画書を作って見せても「パンチがない」とか「パっと見てわかるようにしろ」といった感覚的なことしか言いません。意見があるならもっと具体的に言ってほしいです。

 上司は、なにも考えずに行動する部下の方が好きみたいです。僕はそういう仕事の仕方は嫌です。だから、いまの上司の下にいる間は評価が低いままだと思います。

【上司に求めること】

*きちんと準備する時間を与えてほしい

*即答を求めないでほしい

*指導は具体的にしてほしい

 例に挙げた上司・部下のタイプは正反対。典型的な相性に問題のあるペアです。他の組み合わせも含め、相性を考えます。

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最終更新:9/26(月) 16:10

NIKKEI STYLE

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