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U-17W杯出場権を獲得した“00ジャパン”に残された宿題 「アジア王者としてW杯に出る」と森山監督が宣言

Football ZONE web 9/26(月) 7:13配信

久保のCKからDF瀬古が決勝弾 2大会ぶりに世界への扉を開く

 若き日本代表が2大会ぶりとなる世界への扉を開いた。U-16日本代表はAFC U-16選手権インド大会準々決勝UAE戦を1-0で勝利し、来年に行われるU-17ワールドカップ(W杯)出場権を獲得した。バルセロナの下部組織に所属経験のあるFW久保建英(FC東京U-18)のCKを起点に奪った虎の子の1点を最後まで守り切った森山佳郎監督だが、「優勝という宿題が残っている」とアジア王者を目標に掲げた。

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 勝利が義務づけられる大一番で指揮官はグループリーグ最終戦で温存していた今大会2試合4得点のエース久保を起用。またキルギス戦でハットトリックを達成するなど、グループリーグで久保とともに4得点を挙げたFW棚橋尭士(横浜F・マリノスユース)らを前線に配置した。

 キックオフ直後の前半4分、左サイドからのパスを受けた平川が思い切り良くファーストシュート。立て続けにFW中村敬斗(三菱養和SCユース)が右45度から際どいシュートを放つ。6分にはDF菊地健太(JFAアカデミー福島U18)の左サイドからのクロスを久保が頭で合わせた。

 またセカンドボールも鋭い予測で素早く回収し続けて主導権を握ると、同25分には久保がドリブル突破で複数人のマーカーをかわして、シュートまで持ち込むなど相手を押し込んだものの、なかなかゴールネットを揺らせなかった。

 同31分に待ちに待った瞬間がやってきた。この日、7本目のCKでキッカー久保の上げたクロスが急激なカーブでゴール枠内をとらえる。MF平川怜(FC東京U-18)が飛び込むと、相手GKがボールをファンブル。これをDF瀬古歩夢(C大阪U-18)がプッシュして待望の先制点を奪取した。その後は追加点こそ奪えなかったものの、UAEに1本もシュートを打たせない圧巻の45分間となった。

宮代のPK失敗のアクシデントを乗り越える

 後半3分、日本はゴール正面やや左22メートルの位置で直接FKを与える。10番を背負うFWアリサレハのシュートはGK谷晃生(G大阪ユース)が読んでキャッチして事なきを得た。

 森山監督は相手の攻勢の場面で、同21分に中村敬斗(三菱養和SCユース)に代えてFW山田寛人(C大阪U-18)を投入。直後のプレーで山田が最終ライン裏に抜け出して決定機を創出。同26分にも山田がペナルティエリア内で立て続けにシュートを放って流れを引き戻しにかかった。

 同34分、ペナルティエリア内に入り込んだFW宮代大聖(川崎U-18)が相手DFに足をかけられてPKを獲得。追加点の絶好のチャンスだったが、宮代のシュートは相手GKに弾かれると右ポストに当たり、点差を広げることはできなかった。

 同40分には棚橋に代えて俊足のDF桂陸人(広島ユース)、同44分には久保に代えてMF鈴木冬一(C大阪U-18)をピッチに送り込んで逃げ切りを図る。ホイッスルの瞬間に久保ら交代選手を含めたベンチ入り選手がピッチへと飛び出して歓喜を爆発させ、日の丸を囲んでチームスタッフを含めた全員で円陣を組んで勝利を分かち合った。

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最終更新:9/26(月) 7:13

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