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「ヨーグルトを飲めば健康になる」は本当か? --- 内藤 忍

アゴラ 9/26(月) 16:30配信

健康にはどちらかというと気をつかっている方ですが、食に関してはヨーグルトドリンク(写真)を飲むようにしている程度で、あまり気をつかっていません。というか、何を食べるべきで何を食べてはいけないかが、正直わからないのです。

日本ではノーカーボンダイエット(炭水化物を食べない食事法)が流行り、空前の肉ブームですが、果たして炭水化物を食べないで牛肉ステーキを食べれば健康に痩せることができるのでしょうか。

食に関するサイトや書籍はたくさんありますが、中にはかなりいい加減なものもあります。その中で医師でハーバード大学で医療政策学、医療経済学を研究する津川友介氏のブログに掲載されている「科学的根拠に基づく食事」(https://goo.gl/CXprGK)は、統計的に意味のあるエビデンス(証拠)に基づいた結論を導き出していて信頼性が高いと思います。

それによると

“複数の質の高い研究で健康に良い(=脳梗塞、心筋梗塞、がんなどのリスクを下げる)と言うことが科学的に証明されているの は、(1)オリーブオイル、(2)ナッツ類、(3)魚、(4)野菜と果物(フルーツジュースではダメ)、(5)食物繊維を多く含む雑穀類の5つです。逆 に、赤い肉(牛肉や豚肉のこと。鶏肉は問題ない。特にハムやソーセージなどの加工肉は体に悪い。)と炭水化物・糖質の2つは体に悪いので控えた方が良いこ とが分かっています。ここで言う炭水化物とは、白米、パスタ、白いパン(全粒粉を使ったパンは問題ありません)のことを指します。(ブログより引用)”

このような学術的な研究結果からわかることは、上記以外の食べ物に関しては、体に良いか悪いかは「学術的にまだ結論が出ていない」ということです。 コーヒーを飲んだ方が良いとか、バナナを食べた方が良いとか、魚の焦げたところは食べてはいけないとか色々な説がありますが、これらはすべて研究中で、ま だ白黒はっきりしていないということです。

ヨーグルトを飲むと健康になるか?も、学術的には明確な結論は出ていないということです。

もう1つ注意しなければいけないのは、「病気にならない食事」「美容に良い食事」「ダイエットに効果のある食事」の3つは、必ずしも一致しないとい うことです。体重は減って体脂肪比率が下がっても病気になったり、肌がボロボロになって生気のない姿になっては意味がありません。優先順位は人によって違 うのかもしれませんが、病気にならないことが最優先で、次に健康的に見えること、その上で肥満にならない食生活を実践したいと思っています。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。

編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年9月25の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログ(http://www.shinoby.net/)をご覧ください。

内藤 忍

最終更新:9/26(月) 16:30

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