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メルセデス・ベンツのクロスオーバーSUV──Eクラス オールテレインが登場

GQ JAPAN 9/26(月) 21:38配信

メルセデス・ベンツは9月21日、Eクラスの新たなラインナップとして、クロスオーバーSUVの「Eクラス オールテレイン」を追加。10月1日に開幕するパリ・サロンで披露する。

【メルセデス・ベンツ Eクラス オールテレインの動画とフォトギャラリーはこちら】

ドイツ系メーカーを中心に、バリエーションの増殖が爆発的な勢いで進む現代のプレミアムカーブランド。その急先鋒であるメルセデス・ベンツから、今度は「Eクラス オールテレイン」が公開された。先般デビューした「Eクラス エステート(日本名:Eクラス ステーションワゴン)」をベースとするSUVとの中間に位置するクロスオーバーモデルである。

このカテゴリーはもともと日本のスバル レガシィが「グランドワゴン(国内)/アウトバック(輸出向け)」として構築し、その後ボルボの「クロスカントリー」やアウディの「オールロード」などのフォロワーがマーケットを形成してきた。

そんな市場に殴り込みをかけるかたちとなった新型Eクラス オールテレインは、メルセデス・ベンツが誇る最新マルチチャンバー・エアサスペンションシステムの「エア・ボディ・ コントロール」に専用チューンを加えた上で採用したことによって、最低地上高を最大35mmアップすることを可能とした。このシステムによって、センターコンソールに設けられたボタンひとつで、ロードクリアランスは標準の121mmから141mmに変化。最高では156mmまでリフトアップできるという。

またメルセデスの「4マティック」AWDシステムには、オフロードを意識した専用チューンが施されるとともに、19インチホイールとサイドウォールの厚いタイヤを組み合わせることで、不整地におけるトラクション性能アップにも貢献。その結果、同じくEクラスをベースとした本格的SUV「GLEクラス」にも匹敵し得るオフロード性能が与えられているという。

標準装備される「ダイナミック・セレクト・ファンクション」には、このモデル専用の「オールテレイン・モード」を含む5種類のドライブモードが設定。この「オールテレイン・モード」では、グラウンドクリアランスが141mmとなるだけでなく、ESPやアクティブ・ヨー・コントロール、ASCもオフロード用が与えられる。

エクステリアでは、迫力を増したデザインの前後バンパーとサイドシルカバーに加え、このカテゴリーでは常道とも言うべき黒い樹脂製のホイールアーチカバーと、よりガッチリとしたルーフレールなどで、SUV的なスタイルを強調する。

「Eクラス オールテレイン」は、まずは194ps/400Nmを発揮する新開発2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボ搭載車「E220d 4マティック オールテレイン」としてデビュー。このモデルは、9G-トロニック・オートマティック・トランスミッションを組み合わせることで、0-100km/h加速8.0秒、最高速度232km/hというパフォーマンスを発揮する一方、EU複合サイクルで19.6km/リッターに相当する燃費性能も確保している。

10月1日に一般公開日を迎える今年のパリ・サロンにて、ワールドプレミアとなることが決定しているこの「E220d オールテレイン」。「アウディ A6 オールロード」や「ボルボ V90 クロスカントリー」、あるいは「レガシィ アウトバック」などのライバルがひしめくマーケットにおいて、今後このカテゴリーを活性化させる起爆剤ともなり得るポテンシャルを持っているのは間違いないところだ。

なお、海外のスクープ系メディアの情報によると3リッターV6ターボディーゼルを搭載する「E350d 4マティック オールテレイン」も、2017年下半期にはラインナップに加わるものと予測されているようだ。日本でも着々とディーゼルモデルの正規導入が進められている現在、この「Eクラス オールテレイン」の上陸も期待して良いだろう。

文・武田公実

最終更新:9/26(月) 21:44

GQ JAPAN

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