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インテル長友のライバルが今季初フル出場 新鋭DFと育成術を知る指揮官の組み合わせが逆風に

Football ZONE web 9/26(月) 9:20配信

第6節のボローニャ戦で抜擢された19歳のミアング フル出場を果たして手応え十分

 インテルの日本代表DF長友佑都が、ポジション争いで後れを取り苦境に立たされている。25日のリーグ戦第6節でホームにボローニャを迎え撃ったなか、長友はリーグ戦4戦連続ベンチスタートとなり、最終的に出番が訪れないまま試合は終了した。一方、長友が主戦場とする左サイドバックでフル出場した19歳の新鋭DFセナ・ミアングは、「デブール監督は若手に自信を与えてくれる」と手応え十分のコメントを残している。インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」が報じた。

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 18日の大一番となった第4節ユベントス戦で1点リードした後半、左サイドバックのダビデ・サントンが足をつった際に声が掛かったのは、長友ではなくミアングだった。ベルギーのアントワープ出身で192センチの長身を誇る新鋭は、緊急出場でも安定したプレーでゴールを許さず、指揮官の期待に応えて勝利に貢献した。そして、21日の第5節エンポリ戦は長友、ミアングともに出場機会はなかったが、このボローニャ戦のスタメンに抜擢されたのはミアングだった。

 ミアングは試合後、同サイトの取材に対して興奮が冷めやらない言葉を残している。

「僕はまだ興奮状態にあるんだ。もしかしたら、試合前の僕もそう見えたかもしれない。だけど、試合が始まれば集中することができた。サポーターは僕に多くのエネルギーをくれて、拍手もくれた。試合のピッチには話すべきことがたくさんあって、成長するために必要なものに満ちていたんだ」

指揮官は育成に定評のあるオランダで指揮

 インテル加入から初のフル出場となった新鋭は、試合で得るものが大きいと語っている。そして、フランク・デブール監督への感謝を語った。

「デブール監督は若手に自信を与えてくれるんだ。それは僕だけではないし、(28分から途中出場のアサン・デモヤ・)ニュクリら若手が、僕に続いて出場のチャンスをつかむはずだ。(MFガリー・)メデルは試合前に、落ち着いて恐れることなくプレーすればいいという声も掛けてくれた」

 リーグ開幕まで2週間を切った段階で就任したデブール監督は、伝統的に若手の育成に定評のあるオランダの名門アヤックスで指揮を執っていた。そのノウハウを、中国資本に株式70パーセントを売却してチャイナ・マネーを得たインテルにも導入しようとしているのかもしれない。

 長友は昨季も飽和状態のサイドバック争いを最終的に制して、3年間の契約延長を勝ち取った。チーム最古参として今季に臨んでいるなか、気鋭の若手長身DFと育成ノウハウを持つ指揮官の組み合わせは、大きな逆風となっているようだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/26(月) 9:20

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