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【グラドル撮影術】ソニー『α7R MarkII』でプロの技の再現に挑戦

@DIME 9/26(月) 17:10配信

■Introduction

グラビアカメラマンの巨匠、渡辺達生さんが、その撮影テクニックを「おんなの撮り方 渡辺流」で明らかにした。「GORO」「週刊ポスト」の表紙などのグラビア撮影を40年間、5000人以上の女性を撮り続けた渡辺流60の技が公開された。グラドル撮影術でも、早速、購入して実践あるのみ! 今回は渡辺さんが巻末で紹介している機材と同じSONYのセットをメーカーから借用して、モデルにはグラドルのれなぴすさんを迎えて、プールで撮るためにモケモケスタジオ東京に撮影協力してもらった。

■Equipment

渡辺達生さんがメインで使っているのはキヤノンEOSの一眼レフなのだが、全部借りるとカメラとレンズ多数で持ち運びが大変なのと撮影が1日終わらなくなりそうなので、今回はSONYのフルサイズボディ『α7R MarkII』に大口径レンズ3本のセットで撮影する。これだけで重さ4.2kgあるのだ。同じ焦点距離をカバーするレンズ3本+いつものOLYMPUS『OM-D E-M10MKII』なら1kgで済むのに。お値段もソニーストアで購入すると合計103万8677円と三桁の大台を突破してしまう(70-200mmF2.8は価格未定なのでF4での計算)。こうした豪華な機材を目の前にすると、撮影前からテンションが上がってくる。

「おんなの撮り方 渡辺流」の「彼女を撮るのに三脚はいらない」で紹介されたマンフロット『ネオテックプロフォト一脚/685B』も借用した。自由雲台をロックせずに使うということなので、自由雲台は自前の梅本製を装着

この一脚のポイントは足でフットペダルを踏んでおけば、好きな高さに一脚を引き上げられること。上下のレバーを同時に握るとロックが解除され、下げられる

■Technic

「おんなの撮り方 渡辺流」CHAPTER1は渡辺流コミュニケーション術なので、作例を見せることはできない。本書を購入して熟読していただくとして、CHAPTER3「おんなの魅力はカメラで引き出す」をメインに実践していきたい。まずどんなカメラでもすぐにできるのが「下から撮らず、上から狙う」。女の子の周囲をグルグル回って魅力を見つけ出すのが渡辺流だが、左右だけなく上下のアングルの試すのが重要だという。街中のポートレートで脚立を使って上から撮るのは難しいが、ここはスタジオなので脚立は沢山ある。私は広角レンズでローアングルが好きなのだが、これは水着撮影とは相性が悪い。なんせバストが見えなくなるからだ。上から撮れば、あごのラインが細くなって相対的に目が大きく写るそうだ。

今回、最も活躍したのが『FE 24-70mm F2.8 GM』である。広角側が24mmからあるところがいい。望遠側は70mmしかないがF2.8と明るいのでポートレートに最適。歪みが少なく、開放から解像度が高く、描写が硬くならない万能ズームだ

■Lighting

「おんなの撮り方 渡辺流」の中にはライティングに関する技がいくつか紹介されている。渡辺さんはスタジオのストロボは爆発すると怖いので触りたくないと冗談めかして書いている。スタジオでは『Teeda ライト/FL-552TSV』と呼ばれる色温度5500Kのキノロフ蛍光管の定常光を使われている。キャッチライトが長方形になるのはそれが写り込んでいるからだ。これも2台借りようと思ったのだが重さ3.6kgを見て挫折。今回はクリップオンストロボとアンブレラ+ディフューザーを使っている。実践したのは「おんなは“丸く“撮る」、「レンブラント・ライトの深みを知る」、「懐中電灯も絶好のアイテムになる」の3つだ。

【研究結果】

「おんなの撮り方 渡辺流」の内容は分かりやすく、すぐに実践できる技が多い。さらに一眼レフ、ミラーレス、コンデジを問わずに使える。スマホの撮影方法に触れた技もあるぐらいで、一般的な撮影テクニックの教本に出てくるような、絞りとシャッター速度の関係とか、ホワイトバランスの取り方などは一切出てこないので写真専門用語が苦手なビギナーにもオススメ。モデルをお願いしたれなぴすさんには、前回撮ってもらった写真より、今回の方が好きというコメントをもらった。唯一、この本に書いていないことは、どうすればいいおんなを口説いて撮影にこぎつけるかということ。アマチュアカメラマンにとってはそれが大問題なのだ。

(文/ゴン川野)

@DIME編集部

最終更新:9/26(月) 17:10

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